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【素人DIY】ATOTO S8 Pro 自力で取り付けてみた

今のマイカーはカーナビレス仕様で、出かけるときはスマホをカーナビの代わりに使っていた。今回、スマホナビからディスプレイオーディオへの乗り換えを決めたので購入動機から本体レビュー、取り付け方法まで一通りのレポートとしてまとめる。

購入したのは中華製の激安Androidディスプレイオーディオ「ATOTO S8 Pro」。追加でアクセサリのハンドルコントローラーも購入した。

中華の聞き慣れない企業で激安価格の製品は十分使えるのか?そもそも自分に取り付けができるのか?自分と同じDIY素人、社外Androidナビに興味がある人の参考になればと思う。

この記事では取り付け方法について解説する。

ATOTO S8 Pro関連の記事はこちら。

・本体レビュー

・取り付け(この記事)

・設定とカスタマイズ

DIY素人の備忘録

自動車の内装を剥がして作業するのは初めて。最初はカー用品店にお願いしようと思ったけど、取り付け事例を調べてみたら自分でもできそうな気がしたので挑戦してみることにした。

ATOTOナビ取り付けや自分の車の内装剥がしの方法を検索して集めた、断片的な情報を組み合わせてなんとか取り付けまでこぎつけることができた。

素人でも頑張れば自分の力でできることを同じDIY初心者に伝えられると嬉しい。内装の形状や取り外し方は車種によって違うから、作例の一つとして参考にしてほしい。

取り付けるもの

・ATOTO S8 Pro
・カーオーディオハーネス(ATOTO純正、各メーカー対応品)
・Wi-Fiアンテナ
・4G,LTEアンテナ
・GPSアンテナ
・スマホ・外部ストレージ接続用USBケーブル(ATOTO S8 Pro付属)
・ステアリングリモコン AC-44F5(ATOTO純正アクセサリ)
・ステアリングリモコンレシーバー

カーオーディオハーネスは必須ではないけど、これ抜きで配線しようとすると本体付属ケーブルを一本ずつギボシ配線加工したり配線確認をしたり、複雑で繊細な作業工程が一気に増える。

別売りのハーネスはそこの工程を全て省略して、形状の合った端子につなぐだけで接続作業が終わるからメリットがめちゃくちゃ大きい。

作業時間と手間の短縮、作業ミスによる破損リスクの低減が1,000~2,000円程度で買えるなら安いもの。迷うくらいなら買ったほうがいい。

事前に準備しておくといいもの

大半は100円ショップで揃う。

内張り剥がし

内装を剥がすときの補助として使う。初心者は内装を傷つけにくいプラスチックタイプがおすすめ。自分は代用品としてダイソーのプラスチック製パテ用ヘラを使った。

ただ、ヘラが弱いのか自分の入れ方が悪いのか、何度かヘラが曲がってしまう事があった。不安な人は素直にオートバックスとかで専用品を買ったほうがいい。

内装の形状によって使い分けるので、小さいものや幅広のものを2~3種類用意しておくといいかも。

ドライバー

車載オーディオは取り付け用の金具を噛ませてネジで固定してあるので、その付け外しで使う。

養生テープ

内装の保護に使う。内装剥がしやパーツの取付など、どこかに傷がつく可能性がある作業をするときにとりあえず貼っておく。

素人作業だと思わぬタイミングと場所で傷をつけそうだから、お守りとして多めに用意しておく。

手袋

養生テープと同じく、素人はどこで怪我するか分からないからお守りとして付けておく。ワークマンの軽作業用手袋を用意した。

小型ライト

内装パネル裏側の形状は複雑で見づらい。作業スペースも狭いので、取り回しがしやすい小型のライトがあると作業しやすい。スマホで代用もOK。

自動車内装用両面テープ

GPSアンテナやWi-Fiアンテナの固定をするときに使う。テープは安定の3M製。車内は温度や振動が過酷な状況になるから、テープはケチらず性能がいいものを買う。

隙間テープ

取り付け後の仕上げで、隙間ができたときに使う。MicroSDやSIMカードを使うとき、落として内装の隙間へ入ってしまうととても面倒なことになるからその防止。

①設置場所や配線の目星をつける

最初にざっくりとアンテナの配線や位置を決める。

配線が必要なものは

・Wi-Fiアンテナ
・4G,LTEアンテナ
・GPSアンテナ
・スマホ・外部ストレージ接続用USBケーブル

の4つ。

位置の候補としては

・フロントガラス上部
・ダッシュボード
・インパネ下部

あたり。

理想的な配線はAピラー経由でフロントガラス上部に取り付けることだけど、取り外しが面倒だったのと、激安品が直射日光に耐えられるか不安だったのもあってGPSアンテナはダッシュボード裏、その他はインパネ下部に取り付けることにした。

配線イメージ図

②内装を外す

パネル外し

位置の目星を付けたら内装を外していく。内装の構造は「車種名 内張り剥がし」「車種名 内装 剥がし方」とかで検索すると分かる。

パッソは複数のプラスチックパネルが合わさってツメで留められているだけだから、順番にツメを外していけば工具無しで簡単に付け外しができる。

まずメーターフードから。養生テープで保護した後、ツメとツメの間の部分に内張り剥がしを差し込んで、ゆっくりと手前に引いて剥がす。

剥がす工程は基本的にこれの繰り返し。1箇所外せばあとは手で簡単に外せる。無理に引っ張るとツメが破損する恐れがあるので焦らずにゆっくりやる。

メーターフードが外れたら、同じ要領で隣の横長パネルを外す。

オーディオ外し

パネルが外れたら次はオーディオスペースの取り外し。

トヨタ純正のCD,MP3オーディオを外す。周辺の4つのネジで留まっている。

繋がっているケーブルも外す。ケーブルの長さはあまり余裕がないから無理に引っ張らないようにする。

側面にネジ留めされている金具があるので外す。この変な形の金具はATOTO S8 Proの取り付けにも使うので取っておく。

③配線・取り付けをする

本体と各種付属品の取り付けを行う。取付金具やオーディオ本体は角張った形だから、内装に少し当たっただけで傷になってしまう可能性が高い。オーディオスペース周辺は養生テープの保護をしておくと安心して作業ができる。

アンテナの配置・配線

本体を取り付ける前に、アンテナのケーブルを通しておく。

オーディオスペースから内装パネル裏面を経由して、助手席下からケーブルを出してインパネ下部にアンテナを持ってくる。

GPSアンテナはダッシュボード裏、GPSの電波に干渉する金属パーツを避けて配置。取り外すとき等のメンテナンス性も考えて内装パネルからすぐアクセスできる場所にした。

その他アンテナやUSBケーブルは助手席下からインパネ下部へ。

乗員の邪魔にならない、小物入れ下のえぐれた部分に配置。画像は完成時の貼り付けているものだけど、余分なコードの調節作業があるから貼り付けは後回しにしたほうがいいと思う。

ケーブルを通したら余分なケーブルを束ねて適当な場所に避ける。パッソは助手席側の内装パネル裏に丁度いいスペースがあったからそこに逃した。

画像は結束バンドを使っているけど、パネルを戻すときにバンドが干渉してしまったから後でテープで巻き付けて固定した。

本体の取り付け準備

ケーブル類の下準備が終わったら本体の取り付け。

ATOTO S8 Proはオーディオスペースに入れる四角い本体と画面が分離できるので、画面を外しておくと作業がしやすい。

本体と画面はネジ留めされている

本体側面に取付け用金具を固定する。

側面の穴はカーオーディオ共通規格(1DIN,2DIN)なので、金具を合わせると丁度ネジ穴が合う場所が見つかる。見つけたらネジで固定。

本体と各種ケーブル、ハーネスを接続する。本体上部のガイドを見ながら繋いでいく。

ガイド右側については、それぞれのケーブルに貼ってある名前タグを見ながら繋げば間違えることはないはず。ガイド左側の電力リードは、対応ハーネスがあれば一瞬でつなぎ終わる。形状の合う端子を差し込めば接続は完了。

取り付け金具とケーブル接続が終わったら、仮置きと通電確認。

エンジンスタートに連動して起動するか、ネットワークやコントローラーが機能するか確認する。

内装戻しと本体取付け

動作確認ができたらいよいよ最終取り付けに入る。

フローティング式の大型ディスプレイを取り付ける都合上、内装パネルと画面が干渉してしまうので、

1.ATOTO S8 Pro本体をはめる
2.内装パネルを戻す
3.ATOTO S8 Pro本体に画面をはめる

という順番になる。

車種によっては1.と2.の段階で内装と金具が干渉して加工が必要な場合があるらしいけど、2代目パッソの場合は問題なく取り付けができた。

まずATOTO S8 Pro本体の取り付け。オーディオスペースに入れてネジ留めする。

次に内装パネルを戻す。取り外した時とは逆の順番で、助手席のパネルを取り付ける。ツメが内装に当たると傷がつく恐れがあるので、ツメ周辺に養生テープを貼り付けて作業する。

ATOTO S8 Pro本体に画面をはめてネジで固定する。ここで問題発生。内装の形状のせいで作業スペースが極狭になっているから、一番上の取り付け穴にネジを通せなかった。

ここまで来てやめる訳にもいかないので、一番上の本体との固定部分にはネジを通さず、画面と前後調節用の金具のみ留めた。ネジは最初は手で回して仮留め、その後細長いドライバーで作業した。

本来はこの状態で固定するところを

こうした。

この2つさえ留まっていれば本体と画面の端子は接続されたままの状態を維持できるし、前後調節の金具は本体から抜け落ちない構造になっているので問題無く使用はできる。前後調節はそこそこの力がないと動かないようになっているから、運転中のGでガタガタ動くこともない。

思わぬトラブルだったけどなんとかクリアできた。ただしこの取り付け方法は自己責任で。

④調整と仕上げ

内装戻しとATOTO S8 Proの取り付けが済んだら最後の仕上げ。

前もって通しておいたケーブル類はそのまま垂らすと助手席乗員の邪魔になるので、フック等で固定する。今回使ったのは家に余っていた3Mのコマンドフック。必要なときにケーブルが外せるタイプにしておけば、外部ストレージやスマホ接続をするときの取り回しに融通が利くので便利。

あとはオーディオスペース周りの隙間埋め。ATOTO S8 Pro本体と内装に小さな隙間ができているので(赤枠部分)、

MicroSDやSIMカードの落下防止のために埋めておく。テープを必要な大きさにカットして貼り付ける。

見栄えはあまり良くないけど、画面に隠れてほとんど見える部分ではないからこれで良しとする。

総所要時間は約1日

これで取り付け作業は終了。実作業時間は半日、内装の構造や外し方等の調査時間を加えると丸一日くらいかかった。部品の取り付け位置や手順を最初に考えておけば作業自体は簡単。

カー用品店やディーラーのカーナビ取り付け工賃が20,000円前後なことを考えれば、やる価値はあるかもしれない。

ただ、Aピラーの配線省略や雑な隙間埋めなど、一部工程を妥協してこの所要時間。細かい部分の仕上げにこだわるなら、最初からプロに任せたほうが早くて安上がりな気もする。最終的にはどこまで仕上げにこだわるかによって、自分でやるかお任せするか決めればいいと思う。

実際に使用したレビューはこちら

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