一人暮らしで栄養バランスを考えた食事を毎日続けるのは至難の業。これは一人暮らしを4年間続けて筆者がたどりついた結論。
これまでサラダチキンやナッツを主食にしたり1食をプロテインに置き換えたりしてみたけど、どれも長続きしなかった。
いろいろ試した挙句、現状は栄養食のCOMPを使っている。購入し始めて1年、今ではCOMPなしの生活は考えられないほどに定着した。
1年間栄養食を取り入れてどうだったのか、解説していく。
バランス良い栄養摂取は難しい

繰り返しになるけど、20代一人暮らしで料理が趣味ではない独身男性が、栄養バランスが整った食生活を送るのはほぼ無理ゲー。
毎日の食事にリソースを割いていられない
その理由はシンプルで、食事にかけていられる時間がないから。
1日24時間という限られた時間の中で、仕事はもちろん自分の時間もできるだけ長く確保したい。そのためには食事を考えたり、作ったりする時間は最小限に抑えたい。
家族や友人と一緒に食事をする時間は大事にしたいけど、普段の食事にかける時間は少なくしたい、メリハリをつけたいというのが筆者の考え。
食生活をおろそかにするリスク
とはいえ食事を雑に済ませてしまえば栄養は偏りがちになるし、健康にもよくない。
体に影響が出始めた時にはもう手遅れな可能性もあるから、栄養はしっかり確保したい。
いままで挫折した食生活

これまで食事の一部をプロテインやナッツに置き換えてみたけど、長続きはしなかった。
続けられなかった理由は明確で、単純に美味しくなかったり、味気なくて飽きてしまったから。
簡単に健康な食生活を送りたいけど、美味しくなければ続けられないことも分かった。
普段の食事で求めるもの
結局のところ、筆者が普段の食事に求めるのはこの3つ。
- 必要十分な栄養を摂取できること
- 手間なく簡単に食事がとれること
- 飽きずに美味しく食べられること
栄養食で手軽に栄養を確保する

そこで筆者が使い始めたのが栄養食。
1食で必要な栄養素をまんべんなく摂取できるから、普段の食事の1~2食を栄養食に置き換えることで手軽に健康的な食生活が実現できる。
COMPが美味しくて続けやすい

筆者はCOMPのパウダータイプを愛用している。いくつかの栄養食を試してみて、価格・味・溶けやすさの3点を総合して一番良かったと思ったのがCOMPだった。
美味しい
まず一番の決め手は味。いくつか他の栄養食も試してみたけど、COMPは思わず「美味い」と声に出てしまうほどだった。
もちろん「栄養食の中では」という前提はあるけど、3食これで過ごすことになっても平気。
「健康のため」とか「薬と思って飲む」とか理由をつけて我慢することなく、積極的に飲んでいきたい美味しさがある。
個包装で使いやすい

粉の栄養食はスプーンで計量して取り出すスタイルが多いけど、COMPのパウダータイプは1食1パックの個包装。
簡単に持ち運びできて衛生的、計量も不要。毎日飲むにあたってこの取り回しの良さは助かった。
簡単に溶ける
COMPは溶けやすくダマになりにくい。冷たい水でも10秒程度シェイクすればしっかり溶けてくれる。
余計な手間がかからずにすぐ飲める状態に持っていける。
COMPを導入して良かったこと
2024年の4月ごろに初めてCOMPを購入して以来、定期購入で1年間ほぼ毎日飲み続けた。
飲み続けて良かったことは以下の3つ。
体調が良くなった

COMPだけのおかげとは断言できないけど、以前の食生活より栄養バランスが改善されたこともあってか以下の効果を感じた。
- 口内炎がほとんど出なくなった
- 便通、便の状態の改善
病人食、保存食としても使える
数か月前に家族の風邪がうつって数日間寝込んでいたとき、主食としてCOMPが役に立った。簡単に準備できて約30秒で飲み終わるから。喉が痛かったり食欲がなかったりしても摂取しやすい。栄養もしっかり摂れるから病人食にはうってつけだった。
パウダータイプの賞味期限は約9か月とそこそこ長めで、しっかりした個包装だから簡易的な保存食としても使える。
思っていたより汎用性があって、うれしい誤算だった。
食費の一部を固定化できた
1日1~2食をCOMPに置き換えたことで食費の一部が固定された。家計の変動費が減って支出の管理が簡単になった。
COMPの弱点は価格と腹持ち
COMPの導入で筆者の食生活と体調は以前より改善した。導入して良かったし今後も使っていく予定ではあるんだけど、価格と腹持ちの面では他の栄養食に比べると劣るところもある。
価格が高い

COMPの弱点は価格の高さ。
パウダータイプのプレーン味は、公式サイトの定期購入とまとめ買い割引を適用した最安値が357円。味付き版の最安値は404円から。

一方、同じパウダータイプの栄養食でメジャーなHuelは、ノンフレーバー・味付きのどちらも定期購入価格は1食あたり320円。
1食あたり少なくとも約30円以上の差が生じる。1か月で食費900円以上の差は決して小さくない。
そのうえでCOMPを使っているのは、上でも述べた通り味と使いやすさが優れているから。

COMPを購入する前にHuelも含めていくつか栄養食を試しに買ってみたんだけど、ほとんどがあまり美味しくないと感じてしまったり、食べるまでの準備や取り回しが面倒だったりして、これをメインの食事にするのは厳しいと感じることが多かった。
安さだけで選んでも使わなくなってしまったら意味がない。
だから我慢せず自然に続けられる美味しさ、使いやすさを高いバランスで実現しているCOMPが現状ベストな選択肢だと思っている。
最初は腹持ちに不満を感じる
飲む食事の宿命ではあるけど、腹持ちは決して良くない。
普通の食事に比べると最初は物足りない感じがする。普段昼食は軽めに済ませる筆者でこう感じたから、ガッツリ食べている人には尚更キツイと思う。
1食を完全にCOMPに置き換えるなら最初は胃袋の慣らしが必須。週2日だけ飲むとか、少しずつ胃袋に入れる量を調整していくのをお勧めしたい。
COMPの選び方・買い方
ここからはCOMPの購入方法を紹介する。
購入方法の選び方は公式がガイドを公開しているから、こちらも参考にしてほしい。
【お試し購入】公式のトライアルパックor単品買い

お試しで購入するなら公式通販のトライアルパックか、Amazonなどの通販で単品買いがおすすめ。
単価はトライアルパックが3食で1,000円と安価に試せる一方、通販なら1食単位で購入できるので味の確認に向く。
【定期購入】公式の定期購入

定期購入なら公式サイトの商品ページから買うのが一番安い。まとめ買い量が多いほど1食あたりの単価が下がる。
定期購入の購入間隔は最大3か月まで設定できるから、1日1食とした場合は3か月で約90食が必要。12袋×8箱=96食分を1つ購入すればちょうどいい量になる。
筆者のCOMPアカウントに付与されているコードを使うと購入時に使用できるポイントが取得できる。
コード:aff8069cad
1つのフレーバーを96食分買うのが一番安いけど、毎日同じ味はさすがに飽きると思うから2つのフレーバーを48食分ずつ買うのがおすすめ。筆者はアップル&シナモン味とカフェラテ味をそれぞれ48食ずつ購入、配送間隔は3か月で設定している。
公式サブスクは使い方が難しい

公式通販は定期購入のほかにサブスクリプションサービス「COMPのサブスク。」が用意されている。
サブスクは初回割引後の単価が467円とやや高め、フレーバー指定不可という仕様もあって使いどころが難しい。
まずはお試しで買ったあと、気に入った味を定期購入するのが安定だと思う。
筆者のCOMPの飲み方
最後に筆者のCOMPの使い方を紹介して終わる。
1日1~2食はCOMPを飲む
まず平日。朝食は時間がない時にCOMPを飲む。昼食は基本的にCOMPだけで済ませる。夕食は普通のご飯を食べる。
休日の朝食はCOMPと普通のご飯が半々くらい、昼食と夕食は面倒なときだけCOMPを使う。
飲み方

まずプロテインシェイカーに水250mlを入れる。水は常温・冷蔵どちらでもOK。
次にCOMPを開封して1パック全部を入れる。あとはシェイクして飲むだけ。10秒のシェイクでほとんど溶ける。

筆者は時々プレーン味のプロテインも少し入れて飲んでいる。プロテインも少量ならダマにならずに全部溶けきる。プロテインを入れると若干味がまろやかになる。
COMPが約95g、水が250ml、プロテイン数十gで1食あたり約350gの食事。腹持ちは上で触れた通り慣れが必要だけど、飲んだ後は意外とお腹一杯になる。