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【用途で分ける】使っているクレカと運用方法

2023年1月19日

ここ数年でキャッシュレス決済がだいぶ普及して、日常の決済手段も多すぎるくらいに増えた。そんなキャッシュレス決済に欠かせないのがクレジットカード。

毎日の買い物を少しでも楽に、そしてお得に済ませたい思いから,クレジットカードは普段から最適化できるように色々と考えている。

2023年1月現在、個人的にこれは使えると思って保有しているクレジットカードについて、カードの選び方とそれぞれの運用方法について解説する。

メイン1枚、サブ3枚、専用カード3枚

まず、現在保有しているクレジットカードは合計7枚。

メインで使うカードが1枚、サブのカードが3枚、残りが通販利用や電子マネーチャージの専用カードという構成。

一方、普段持ち歩くクレカはメイン1枚とサブ1枚の合計2枚、残りはApple Payに登録して自宅に保管しているから、財布の中身はキャッシュレス財布のSECRIDに余裕で収まる。

使っている財布のレビュー記事はこちら。

サブカードは決済ブランドの分散用

サブカードや専用カードをそこまで持っている理由はなぜか解説すると、まずサブカードは決済手段の確保とブランドの分散のため。

例えば自分のメインクレカは楽天カードで、決済ブランドはJCB、付帯の電子マネーはQUICPayになる。殆どの場合はどちらかで支払いできるけど、万が一どちらも対応していなかったり、カード自体を紛失したりしたときは決済手段が現金以外無くなってほぼ詰む。

この詰み状態を防ぐために、VISAやMasterブランドのカードを持っておくといざという時にも対応できて安心という寸法。電子マネーはiDも加わるとさらに盤石の布陣になる。

よく使うサービスだけ専用カードを用意

専用カードを作る理由は、よく使うサービスの利便性向上や還元率アップが狙い。よく使うサービスであることが重要。

最近はユーザーの囲い込みや経済圏の積極的な利用を促すために、自社サービスに特化した還元率や特典が設定されたクレジットカードが増えている。物によっては電子マネーの残高チャージを自社発行のクレカだけに制限していたり、使い勝手に大きく影響するカードもある。

このやり方が増えている現状、最大の還元や特典を求めてクレカを作ったりサービスに登録したりしているとキリがない。しかも最近は色々なサービスで改悪が続いているから、数%の還元のために追い求めるのは割に合わない。特にクレカの場合は一度作ると解約や支払い方法の変更手続きも必要になるから後始末が面倒。

だから多少の改悪程度では利用をやめない、よく使うサービスに絞って専用のカードを用意して、無理のない範囲で恩恵を受けるのがおすすめ。

枚数を増やすことで得られる価値、発生する管理コストは釣り合っているかを考えながら参考にしてほしい。

メイン決済用

普段の買い物に使うカード。基本的に買い物はこのカードに集約。

楽天カード(JCB)

説明不要の定番カード。対応サービスが多い楽天ポイントの付与、還元率1%、年会費無料、という使いやすさからメインカードにしている。普段の買い物はほとんど付帯のQUICPayで対応している。

サブ決済用

メイン決済が使えないときのための予備のカード。決済ブランドや付帯の電子マネーができるだけ被らないようにしている。

楽天カード(VISA)

VISAブランド確保用に作った2枚目の楽天カード。いままでVISAブランドは後述の三井住友VISAデビュープラスを使っていたけど、あと数ヶ月で解約する予定なのでその後継機として使う。

基本的に光回線や電気代といった生活の固定費支払い用。食費や娯楽費などの変動費はメインの楽天カードといった感じで使い分けている。

三井住友VISAデビュープラス(解約予定)

かつて学生向けクレカの定番だったカード。25歳まで使えるカードで、26歳になると自動的にプライムゴールドに切り替わる。メインを楽天カードにしてから使う機会はめっきり減った。

プライムゴールドに切り替わると2年目以降は5,500円の年会費がかかるし、見合うほどの魅力も感じないから切り替え前に解約、VISAの役目も楽天に引き継ぐ予定。

KKRメンバーズカード

国家公務員共済組合連合会の加入者が利用できるカード。共済組合会員とカードそれぞれの特典目当てで保有。決済ブランドはMaster。

通常の還元率は0.5%と低めだけど、年会費永年無料でゴールドカード並の特典が受けられるのが魅力。

特典内容は以下の通り。

  • 国内・海外旅行の傷害保険(最高5,000万円)
  • 空港ラウンジサービス
  • 無料ETCカード付帯可能
  • 旅行や娯楽施設等の利用料割引(共済組合加入特典)

年会費無料でこの特典が受けられるなら十分すぎるし、共済組合会員から外れても保有資格は一生継続する。強い。

KKRメンバーズカードのご案内

通販専用カード

通販で買い物する時専用のカード。よく使う通販はAmazon、楽天市場、ヨドバシカメラ。

Amazon Prime Mastercard

旧Amazon Mastercardゴールド。名前の通りAmazon専用。

旧ゴールド会員からの自動移行でAmazonでの還元率は2.5%。Amazonをメインで利用する人なら持っておきたい。

Amazon Prime Mastercard 商品ページ

楽天カード(JCB)

楽天市場とその他通販用で、メイン決済と同じJCBの楽天カード。楽天市場以外にも、楽天経済圏で恩恵を受けるための基礎になる。

電子マネー専用カード

電子マネーの利便性を上げるために作ったカード。

PayPayカード

旧Yahoo! JAPANカード。PayPay残高のチャージができる唯一のクレカだったから申し込んだ。

2022年2月にPayPayあと払いサービスが始まり、残高チャージ不要でPayPayカードの利用枠から直接後払いできるようになったから、PayPayカードによるPayPayの利便性が大幅に向上した。クレカ付帯の電子マネー感覚で使えるようになるから支払いがもっと簡単になる。

PayPayの支払いからカードの管理まで1つのアプリで完結できるのも地味に便利。

ビックカメラSuicaカード

Suica残高のオートチャージ用に作った。生活圏はICOCAエリアだけど、Apple Payに対応しているほうが便利だからSuicaにした。PayPayと同様、残高を心配せずに使えるのは快適さがぜんぜん違う。

ちなみにビックカメラでSuica支払いすると10%~11.5%の還元が受けられるけど、近くにビックカメラが無いから恩恵を受けることはない。

無闇に増やすのは禁物

以上が今使っているクレジットカードになる。繰り返しになるけど、企業のキャンペーンや施策を追いかけて無闇にクレカを増やすと管理と後始末が面倒。

基本構成はメイン1枚とサブ1枚にして、それ以降は使うサービスの利便性や特典を吟味して足していくのが良いと思っている。

↓メインクレカの楽天カード申込みはこちら

用途で分けることのメリット

最後にカードの管理について補足。

カードの保有枚数は多いけど、用途別にしているおかげでカードの引き落とし額ごとに「今月は〇〇で〇〇円使ったんだな」と大枠が分かるから、支出の管理は意外と楽だったりする。

家計簿アプリも使うともっと簡単に把握しやすくなる。ただしクレカの枚数分必要な連携数が増えるから、無料の利用枠では連携数が足りなくなる可能性もある。今のところはMoneyForwardの有料会員に加入してこの問題をクリアしている。

最近マネーフォワードは無料枠の連携数を減らす改悪をしたから有料に切り替えるか迷っている人もいると思うけど、個人的には料金分の価値はあると思う。クレカ以外にも銀行口座や電子マネー諸々を含めたトータルの家計管理ができて、カードやサービスごとの管理の煩わしさを解消できるからおすすめ。

 

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