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【シンプルさ重視】キャッシュレス決済の絞り込みかた【Apple PayとQRコード決済併用】

ここ数年でキャッシュレス決済が普及して便利になったのはいいけど、決済の選択肢が多すぎるぶん、どれを使えばいいか混乱する。

そこに還元率やポイント二重取りの要素も加えると選び方はもっと複雑になる。

どんな基準でどの決済を使えばお得なのか、自分なりの判断基準と使っている決済手段を紹介する。

メイン決済はQUICPayとPayPay

結論、使う決済サービスはメイン2つとサブ2つの合計4つ。

Apple PayとQRコード決済の二刀流で、Apple PayはQUICPayとSuica、QRコードはPayPayと楽天ペイを選んだ。

絞り込むにあたって、

  • 多少の還元ロスは許容する
  • 決済や管理の手間を減らす
  • 使いやすいポイントに集約する

この3つを軸に決めていった。

還元は1%あれば十分

キャッシュレス決済と聞いて思い浮かべるメリットは、現金と違って還元がつくことだと思う。

お得さを求めてつい還元率を重視しがちだけど、還元率は1%あれば十分。どの決済サービスも高還元率やキャンペーンを展開するのは最初のうちだけで、最終的には1%前後の還元率に落ち着く。還元率はそこまで重視しなくてもOK。

還元を追い求めるためのテクニックとして、複数決済を経由して還元率を高める方法もあるけど、今やる価値は薄い。数年前のキャッシュレス決済黎明期は還元率が全体的に高かったから効果は大きかったけど、最近は還元率が軒並み落ち着いてきて、受けられる恩恵もだいぶ少なくなった。

追い求めると後始末が大変

この技は以前自分も使っていたけど、決済を増やすほど手順はどんどん複雑になっていくし、二重取りルートが塞がれた時の後始末がかなり面倒くさいからやめた。

具体的には、使わなくなったサービスの支払設定を変更したり、残高やポイントの端数の処理に困ったり、使い道のなくなったクレジットカードを解約したり…

整理や処分を考えることが山ほど出てくる。

現状は改悪を食らっても乗り換え等を柔軟に検討しやすい、シンプルな決済ルートを構築するのが大事だと思う。

還元先は共通ポイントに絞る

還元で付与されるポイントは使いやすさが重要。具体的には以下の2点。

  • 対応店舗やサービスの多さ
  • ポイント利用の柔軟さ(例:1pt=1円から支払いに使える)

ポイントが使える場所が多いほど、還元の恩恵を実際に受ける機会が増えるし、ポイント利用の制約が少なければ、使用感は日本円とほぼ一緒になる。

楽天ポイントやdポイントなど、複数のサービスや店舗で使える共通のポイントがこれに該当する。

独自ポイントは原則切り捨て

サービスや店舗限定で使える独自ポイントは「原則」全部切り捨て。

使える機会が少ないと、期間限定のポイントが期限切れになってしまったり、余ったポイントを無理やり消化するためにそこまで必要ないものを買ってしまったりと、還元の意味を失いがちだし管理も面倒。

行きつけのスーパーの独自ポイントなど、使う機会がかなり多いものだけ残すようにすれば、使いづらさや管理の面倒さを極力抑えてお得に買い物できるので一考の余地あり。

メイン+サブで何でも対応できる構成

以上を踏まえて使っている決済を改めて紹介すると、メインはQUICPayとPayPay、サブにSuicaと楽天ペイ。

メイン決済で殆どの買い物に対応できる構成。

メイン決済

QUICPay(楽天カード付帯)

メインクレジットカードの楽天カードに付帯する電子マネー。基本的な支払いは全てこれを使って、還元を楽天ポイントに集約させている。

PayPay

QUICPayに対応していない時の補助。

原則チャージはせず、PayPayカードを紐付けして全てあと払い。PayPayカード付帯のQRコード決済のように運用している。

PayPayは残高の種類と機能制限が複雑なのが面倒だけど、QRコード決済の中では対応店舗が圧倒的に多いから補助として採用した。

サブ決済

Suica(モバイルSuica)

公共交通機関を使う時の必需品。車社会だから使う機会は少ないけど、いざという時使えないと困る。

楽天ペイ

楽天の期間限定ポイント消化用。消化先は食料品や日用品。

楽とお得のバランスを取る

時間をかけずに簡単に管理できる範囲で、80点くらいの還元を得るのが個人的な最適解。

どこまで突き詰めるかは個人差があると思うけど、時間とお金の節約のために、物理・電子決済の最適解を整理してみると良いと思う。

 

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