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【コロナ禍の公務員試験対策】地方公務員・大学職員に合格した方法 教養試験編

地方公務員と国立大学法人の事務職の採用試験に合格できたので、体験談を中心に公務員試験の対策をまとめる。

この記事では、一次筆記試験の教養科目を中心に取り扱う。

対応できる試験職種としては、地方公務員(県庁・市役所ABC・警察官)、国立大学法人職員あたり。

コロナ禍の公務員試験の実情を知りたい人、教養試験メインで公務員試験の対策をしている人の助けになればと思う。

地方公務員・国立大学法人の事務職に合格

まず、大まかな流れと受験先についてまとめるとこんな感じ。

大学3年(2019)の5月ごろ 本格的に勉強スタート。大学の公務員講座(教養・専門コース)を受講。民間の併願はしなかった。
大学3年の10~11月 志望先を見直し、教養試験のみ行う地方公務員・国立大学法人に絞り込む。筆記試験対策も教養のみにシフト。
大学4年(2020)の2~6月 官庁訪問等イベントの中止や試験日程の延期が行われる。公務員講座はオンラインに移行。
大学4年の6~9月 筆記・面接共に対面で受験。

出願したのは、市役所A、市役所B、県庁(専門試験不要)、警察官、国立大学法人の計5つ。

その中で、市役所B、警察官、国立大学法人に合格した。

市役所Aは筆記試験で落ちた。県庁は試験日程延期で市役所Aと重複してしまい、受験できなかった。

コロナ禍の公務員試験

2020年の公務員試験は、試験直前に日程変更などの大きな影響があった。2021年はどうなるか分からないけど、備忘録も兼ねて当時の状況を書いておく。

公務員講座が試験直前期に完全オンラインに

最後の追い込み~面接試験対策の時期に公務員講座がビデオ視聴&Zoomになった。

追い込みの時期に勉強のサイクルやルーチンの見直しを迫られた。自宅中心の勉強環境を構築しないといけなかったので、モチベーションの維持が課題になった。

モチベーション維持については、試験のコツの項目で自分なりの方法をまとめている。

試験日程の変更

直前期に試験の多くが延期になり、受験計画を土壇場で変更せざるを得なかった。

最も影響を受けたのは国家公務員や特別区で、数か月遅れで試験が行われた。試験によっては日程が重複してしまい、片方の試験をあきらめざるを得ないこともあった。

公務員試験情報サイトの更新が追い付かず、各自治体や組織の採用情報ページを毎日チェックする必要があった。

面接試験のコロナ対策

練習と本番のギャップが大きくなった。

公務員試験はお役所仕事の例に漏れず、動きが遅い。聞いた限りでは、民間のようにオンライン面接に切り替えられたところは少なく、大半の試験は従来通りの対面式だった。

公務員講座や大学のキャリアセンターはZoomで面接対策をしていたから、対面で練習できるのは友人だけという状態。同期には本番が初めての対面面接という人もいた。

ギャップの埋め合わせや対人練習環境の確保が課題になった。

面接対策については記事作成中。完成次第リンクを貼る。

試験の難易度

難しい順にするとこうなる。

国家総合 > 国家一般・地方上級・国立大学法人 ≧ 市役所 > 警察

実際に受けてみても、この順番通りの難易度という印象だった。ただ、市役所によっては癖のある問題が出ることがあるので、予想外の苦戦を強いられることもありうる。

試験の合格基準については、正答率65%程度がボーダーといわれている。対策の項目で詳しく触れるけど、出題内容には偏りがあるので、主要科目を中心に勉強すれば希望は見えてくる。

教養試験対策

やるべき科目と内容一覧

公務員試験の科目数だけ見ると絶望しか感じないけど、勉強する必要性があるのは以下の科目。だいぶ絞り込むことができる。

どの科目も共通して言えるのは、過去問周回に始まって過去問周回で終わるということ。過去問がすべて解ければ合格ラインにかなり近づいていると考えていい。

筆記試験にはコロナの影響は特にみられなかった。例年通り、過去問周回をメインに対策をしよう。

やるべき科目 やるべき内容 備考
数的処理 数的処理・判断推理・資料解釈 最重要。
実質暗記科目。
文章理解 なし 形式慣れだけすればOK。
人文科学 日本史or世界史・思想・文学 暗記。
思想と文学は覚えやすい。
歴史は高校で習った科目だけやればいい。
自然科学 高校の選択科目を参考に決める 暗記。
高校で習った科目だけやればいい。
社会科学 法律・政治・経済・社会 暗記。
専門科目を勉強している人はやらなくていい。
時事 テキスト+ニュース記事 速攻の時事+αで毎日チェック。

数的処理

最優先で勉強すべき科目。全問題中30%以上をこの科目が占めるので、勉強のコスパが圧倒的に高い。

数学は苦手...と思うかもしれないけど、公務員試験は毎年同じような形式の問題が多く出る。解き方自体はほぼ完全にパターン化されているので、実質暗記科目といっていい。

問題の雰囲気や感触はレイトン教授シリーズのナゾに近い気がする。

文章理解

基本ノータッチでOK。形式慣れのために、直前期に1日1問やる程度でいい。

英単語や古文の単語を覚えるのはコスパが悪いのでオススメしない。その時間を数的処理に回したほうがいい。

人文科学

歴史科目は、高校の選択科目だけ軽くやればOK。学んだこともない科目は躊躇なく捨てる。

思想・文学は覚えやすい&解きやすいのでコスパが良い部類に入る。

内容は全て暗記。問題集の周回だけで事足りる。

自然科学

基本的には人文科学と同じ。高校の選択科目だけ軽くやればいい。

ただし、科目によっては計算が必要な問題がある。公式を覚えたり計算したりする手間が発生するので、人文科学に比べるとコスパはやや劣る印象。

計算問題は捨てて、暗記する部分を中心に取り組むのがオススメ。

社会科学

専門科目を勉強している人は、内容が重複しているのでノータッチでいい。

人文科学、自然科学と同様に暗記科目なので、問題集を周回すれば十分対応できる。

時事

暗記科目。社会科学と内容が重複するところが多い。

基本的には、テキスト「速攻の時事」1冊で十分。

最新情報の収集源として、NHK「時論公論」や受験する自治体・組織のニュースをチェックしておくといい。

教材

大学の公務員講座で配布された教材を使っていたので、書店では売っていない。どの科目も1科目あたり、テキスト1冊+問題集1冊+小型の要点まとめノート1冊という構成だった。

時事に限っては、速攻の時事のテキストと問題集を使っていた。

講座で配布される問題集といっても、結局は過去問と解説が載っているだけなので、書店で売っている教材と同様の構成となっている。独学の人は、有名どころのスーパー過去問シリーズを買えば大丈夫。同期に独学で公務員試験に合格した人がいるけど、その人もスーパー過去問を使っていた。

学習時間・スケジュール

公務員試験の勉強期間は約1年を目安に取り組むといい。早すぎてもモチベーションが持たない。

問題集は3周程度するつもりでスケジュールを組む。2周目は解けなかった問題に絞り、3周目は2周目でも解けなかった問題や、忘れがちな内容に取り組むイメージで。

ノープランでいきなり問題を解かずに、全体の問題数を確認したうえで、日割りして1日のノルマを作る。ノルマ設定はざっくり&多少の余裕を持たせること。完璧に計画を実行できるほど人間は勤勉じゃない。

筆記試験の勉強のコツ・心構え

常に問題集を携帯する

日常のあらゆる隙間時間を使えるようにするために、常に問題集は持っておく。

カップ麺の待ち時間、ゲームの待機時間、布団に入ってから寝るまでの時間...

メリハリをつけることも大切だと思うけど、ながら勉強でも「ちゃんと勉強進めてる!」という気持ちになれるから、一種の精神安定剤にもなる。

定期的に友人とコミュニケーションをとる

これはコロナ禍という特別な状況下で大切だと感じたこと。

できれば「公務員志望で」「ちゃんと勉強してる奴」という条件を満たした友人がいると良い。

自宅学習中心で誰にも会わない生活だと、孤独感や不安が日に日に増してくる。安易に外に出て気分転換できない状況下では、ガス抜きとして同じ境遇の友人の声を定期的に聞くことが有効。

お互いの心境や情報を共有することで、思わぬ発見が得られることもある。

考えることや感情の矛先を絞る

これもコロナ禍で大切だと感じたこと。

2020年の公務員一次試験の多くは延期になり、受験生の計画や心構えに大きな影響があった。試験日の重複や数か月の延期で、「本当に試験を受けられるのか?」と思いながら不安な日々を過ごしていた。

ただ冷静になってみると、不安になったところで試験がどうなるかは自分にはどうにもできないことに気づいた。あと、一度不安な気持ちになってしまうと、試験の合否への心配といった別問題の感情ともリンクしてしまって、精神的に良いところは何一つない。

不安なことが多い状況の中で、自分の影響力はどこまであるのかを把握したうえで、考えること感情を向けることを必要最小限にすることが受験生活を乗り切るには必要だと思う。

教養試験対策まとめ

結局のところ、重要な点は以下の通り。

・基本的には暗記。すべての科目やる必要はない。

・数的は毎日必ずやる。

・隙間時間は有効活用する。

・不安要素が多いときは、何を考えるべきか、一度冷静になってみる。

 

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