綺麗・快適・安全なクルマライフを過ごすために、クルマに取り付けたり使ったりしているアイテムを紹介する。
この記事では内外装以外のものやこと、用意していると便利なグッズやメンテナンス等についてまとめている。順次更新していく予定。
車両情報・カスタム方針など
今乗っているのはスズキのスイフトスポーツ(ZC33S)。
詳細は以前の記事を確認してほしい。
ボディコーティング
スイフトスポーツの塗装と未塗装樹脂は劣化しやすいことが先人たちのレビューで指摘されていたから、劣化対策としてボディコーティングをかけた。コーティングは地元の専門店に依頼した。
コーティングの仕上がりにはとても満足している。写真ではわかりにくいけどボディのツヤ感は見違える程良くなった。それに汚れも付きにくくなったから日常のメンテナンスも楽になった。
コーティングの主目的である外装劣化の防止は時間が経たないと何とも言えない。
初回施工以降は専門店で1年毎のメンテナンスをしてくれるから、コーティングの効果が長期間維持できることを期待したい。
自分自身も定期的な洗車をしたり、付着した汚れはできるだけすぐに取り除いたり、日々のちょっとしたメンテナンスはしっかりやっていく。
専門店を選んだ理由
最初は有名なKeeperの一番安いグレード「クリスタルキーパー」との無塗装樹脂コーティングのオプションを1年毎にかけようと思っていた。
ただ、自分が住んでいるエリアの近くにはKeeperは直営店のKeeper Laboがない。店舗によって品質面でムラがあると言われているKeeperプロショップしか選択肢が無かったのがKeeperを選ばなかった理由の1つ。
それと、今回依頼した専門店はKeeperと比べてメリットが多かったのもある。
具体的には以下の通り。
- コーティング専用の作業スペースと設備がある
- コーティングを長持ちさせるために下地作りで磨き施工をしてくれる
- 3日以上かけて丁寧に作業してもらえる
- 毎年1回の定期メンテナンス費用がKeeperに比べて安い
- 代車を用意してもらえる
品質面での安心要素、価格、その他サポートと総合的に考えると専門店のほうがコスパは高いと踏んだ。
実際に利用してみてもサービス全体でとても満足できるものだったから、専門店にお願いして正解だったと思う。
コスト計算
上述のメリットのうち、施工費用についてもう少し詳しく触れておく。
依頼した専門店とKeeperそれぞれの施工費用は以下の通り。
専門店の価格は施工を依頼した2023年7月時点、Keeperは2023年10月12日時点のもの。
専門店
・ガラスコーティング:71,900円
・未塗装樹脂コーティング:4,400円
・年1回メンテナンス:11,000円
Keeper(クリスタルキーパー・1年耐久)
・クリスタルキーパー:19,500円(Sサイズ)
・樹脂フェンダーキーパー:12,200円(車種別価格)
Keeper(ダイヤモンドキーパー・5年耐久)
・ダイヤモンドキーパー:55,100円(Sサイズ)
・年1回メンテナンス(Aコース):8,200円
・樹脂フェンダーキーパー:12,200円(車種別価格)
注意点
・Keeperは店舗によって新車施工やネット予約による割引が適用できることがある
・Keeperの樹脂コーティングは車種によって価格が変動する
・スイフトスポーツは外装の樹脂パーツが多いので料金が通常の2倍に設定されている。
以上を踏まえてトータル5年間、1年毎にメンテナンスするものとして計算してみたものが以下の表。
専門店 | クリスタルキーパー | ダイヤモンドキーパー | |
1年目 | 76,300 | 31,700 | 67,300 |
2年目 | 11,000 | 31,700 | 20,400 |
3年目 | 11,000 | 31,700 | 20,400 |
4年目 | 11,000 | 31,700 | 20,400 |
5年目 | 11,000 | 31,700 | 20,400 |
合計費用 | 120,300 | 158,500 | 148,900 |
専門店がKeeperと比較して20,000円以上安い計算になった。
スイフトスポーツの場合は樹脂コーティングで値段がかさむ分Keeperの料金プランだと割高になってしまう印象。
車種や施工メニューによっては専門店に依頼したほうが費用を抑えられる場合もある。
デッドニング
スイフトスポーツは車内の静粛性が良くない。
コストダウンと軽量化の代償か車内の騒音対策はあまりされていないようで、走行中はロードノイズや風切り音が盛大に入ってくる。
スポーツカーである以上静粛性は後回しにならざるを得ないとしても、普段使いを考えるともう少し静かにしたい。そこで静粛性を上げるために車体に制振材や吸音材を貼り付けるデッドニングをやってみた。
重量増とのトレードオフ
ただしデッドニング材を貼り付けるぶん車体は重くなる。スイフトスポーツの魅力である軽量ボディは失いたくないから、デッドニング効果が大きい場所、特にロードノイズに効果がある場所に限定して施工することにした。
施工した場所は以下の通り。
- 荷室の床面
- 助手席下の床面
- リアハッチ裏面
時速40km前後の街乗りだと差はそこまで感じないけど、走行音が大きくなる時速60km以上の領域ではリアからのロードノイズ侵入が少なくなってそこそこ快適になった。
費用対効果はかなり高いと思う。
サンシェード
夏場の暑さ対策の必需品。
現状、フロントガラスとフロントサイドガラスの二刀流。少し手間はかかるけど、かなり室内温度の上昇は抑えられる。
フロントガラスは形状記憶ワイヤーが入っているタイプ。展開が簡単な反面めちゃくちゃ収納しづらい。
フロントサイドガラスは車種専用品。汎用品は隙間が大きすぎて正直ほとんど役に立たない。値段は高いけどここはケチらずに専用品を買ったほうがいい。
指抜き手袋
夏場の手汗対策。カーナビやスマホの操作を考慮して指抜きタイプを使っている。
100均で売っていたのを試しに買ってみたら使い心地が良くてそのまま採用した。色が内装色と一緒なのは偶然。指抜き部分の処理が雑だけど100均だから目をつぶる。
ポリ袋
100枚入りでレジ袋として売っているポリ袋は車内に常備している。
買い物袋、ゴミ袋、ランチョンマット、エチケット袋と色々な使い方ができる。
簡単に袋を開けられるエンボス加工品がおすすめ。
フェルトシート
100均のフェルトシートを車内の収納に貼り付けてカタカタ音防止と内装の傷対策をした。
施工したのはグローブボックスと後付の収納ポケット。養生テープで型取りをしてからフェルトシートを両面テープで固定。
端の処理が雑だけどぱっと見は分からないから良し。
ティッシュ
グローブボックス内に普通のティッシュとウエットティッシュを入れている。
箱なしタイプにすると車内に収納しやすくて空き箱の後始末にも困らない。
サングラス
日差しが強いとき用。数年前にユニクロで1,500円で買ったもの。
デザインも機能もレイバン風。値段の割に質感は悪くないしコンパクトにできるから便利。もし壊れたらリピート買いする予定。
タオル
荷物を積むときの保護材兼簡易作業マットとして車内に常備。
ジョイントマット
ダイソーで売っている400円のジョイントマット。作業用マットとして結構使える。
クッションが分厚いから膝をついたり寝転んだりしても身体が痛くならない。全部繋げればそれなりの大きさになるから大抵の作業には事足りる。
軽量かつ小分けにできるから取り回しも良好。
キーケース
納車に合わせて購入した本革製のスマートキーケース。
スイフトスポーツにはできるだけ長く乗るつもりだから、経年変化を一緒に楽しめるように購入した。
壊れたら購入元で修理してくれるアフターサポートも付いている。使える限りは使う。
電動空気入れ
タイヤの空気圧調整用。ガソリンスタンドに行く手間と順番待ちの時間を省くために購入。
AliExpressのセールで安くなっていたBaseus製を選んだ。Amazonではまだ取り扱いがないようで、代替品ならXiaomiや70mai製が安くて品質も信頼できる。
この手の電動空気入れは動作音がうるさいので使用する場所と時間には注意。
20kPa分の空気補充にはだいたい30~45秒くらいかかる。0から補充というより、若干空気が抜けた分の補充に使うのが正しい使い方だと思う。
ジャンプスターター
バッテリーが上がったときの保険。暑い時期以外は車内に常備。
電動空気入れと同じくAliExpressのセールで安くなっていたBaseus製を購入。12000mAhと十分な容量、USB-C充電、充電残量が%表示と使いやすそうなスペックだった。
有名どころは決め手に欠ける
ジャンプスターターはAmazonならカシムラ、PHILIPS、日立あたりが安心して買えるブランドになるけどどれも決め手に欠ける。
表で比較すると以下の通り。価格は2023年10月12日時点。
PHILIPS | カシムラ | 日立 | Baseus | |
モデル名 | DLP8086 | KD-239 | PS-16000RP | New 12000mAh 1000A |
価格 | 10,918円 | 13,595円 | 25,600円 | 9,315円 |
容量 | 12000mAh | 12000mAh | 16000mAh | 12000mAh |
充電 | MicroUSB | USB-C | シガーソケットorAC充電器 | USB-C |
充電残量 | 4連ランプ | 4連ランプ | 4連ランプ | %表示 |
PHILIPSは充電がMicroUSB。
日立は充電方法と価格がネック。
カシムラは悪くないけど価格差を考えるとBaseusに軍配が挙がった。
ジェルクリーナー
内装の掃除用。複雑な形状でも密着して簡単にゴミを取り除ける。傷が付きやすいピアノブラック素材も掃除しやすい。
布素材に付くとすぐ染み込んで簡単には取れなくなるので取り扱い注意。
https://kouritsu-life.com/zc33s_custom_exterior/