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【Galaxy S22 レビュー】バッテリー以外は優秀なスマホ

2024年3月20日

筆者はサブスマホとしてGoogleのPixel7aを使ってきたけど、搭載されているピュアAndroidの使い心地がどうにも馴染まなくて乗り換え先を検討していた。

カスタムAndroidOSを搭載している機種のうち昔から評判が良かったサムスンのGalaxyシリーズが気になっていて、2022年発売のGalaxy S22の未使用品がイオシスで約53,000円と大幅に値落ちしていたので購入した。人生初になるGalaxyの使い勝手をレビューする。

Galaxy S22の特徴・スペック

Galaxy S22はSamsungが2022年に発売したGalaxyシリーズのハイエンドスマホ。6.1インチと比較的コンパクトなサイズにハイスペックな処理性能と機能が詰め込まれているのが特徴。

参考として同年に発売されたiPhone14とスペックを比較する。

Galaxy S22(au版)iPhone14
SoCSnapdragon8 Gen1A15
ディスプレイ6.1インチ6.1インチ
解像度2,340*1,0802,532*1,170
カメラ広角、超広角、望遠広角、超広角
ストレージ(GB)256128,256,512
メモリ(GB)86
SIM物理*1物理*1、eSIM*1
サイズ(㎜)146.0*70.6*7.6146.7*71.5*7.8
重量(g)168174
バッテリー(mAh)3,7003,279
無線充電対応対応
おサイフケータイ対応対応
防水防塵IP68IP68
認証指紋(画面内)、顔
価格(2024年3月時点)約53,000円112,800円~

両方とも当時のハイエンドスマホで、2024年3月現在でも十分通用するスペック。

特筆すべきは価格で、2024年3月現在、iPhone14はApple公式ストアで112,800円からなのに対して、Galaxy S22は未使用品が約53,000円前後と相場が大きく下がっている。中古品も約50,000円前後と値段はそこまで変わらず、今後のリセール価格を考慮しても未使用品のコスパは中々良いと思う。

処理性能

Galaxy S22のAntutu v10ベンチマークは約91万点。

普通に使うには文句なしの性能で、スペックは完全に持て余している状態。Snapdragon8 Gen1は発熱問題が取り上げられることが多いものの、今回のベンチマークでは発熱は意外と控えめだった。

バッテリー

Galaxy S22のバッテリー容量は3,700mAhと少なめで、バッテリー持ちはあまり良くない。

筆者のメインスマホのiPhone14と比べても明らかにバッテリーの減りが早い。

iPhone14とバッテリー持ちを比較した結果は以下の通り。

検証内容

YouTubeアプリで1080p60fps動画を1時間再生した後のバッテリー残量を計測

  • Galaxy S22
  • リフレッシュレート:60Hz
  • 音量:無音から音量ボタン2回押し(音量20)
  • 画面輝度:自動調整
  • 処理速度:最適化
  • バッテリー性能:良好(80%以上)
  • iPhone14
  • リフレッシュレート:60Hz
  • 音量:無音から音量ボタン2回押し
  • 画面輝度:自動調整
  • バッテリーの最大容量:98%

検証結果

  • Galaxy S22…100%→90%(約10時間で0%)
  • iPhone14…100%→95%(約20時間で0%)

Galaxy S22のバッテリー持ちはiPhone14の約半分の10時間。1日フルで使うのは厳しい。リフレッシュレートと処理性能にリミッターを掛けた状態でこの結果だから、性能をフルに使うとなると稼働時間はさらに短くなる。

重量

バッテリー持ちの悪さと引き換えに、Galaxy S22の重量は約168gと6.1インチのハイエンドスマホとしては軽め。

PET素材の画面保護フィルムを付けた後の重量は170g。

ケースとMagSafe用のリングを付けたフル装備状態でも197gに収まる。

iPhone14はガラスフィルムとMagSafe対応ケースを付けた状態で213g。

ほぼ同じアクセサリーの構成で約15gの差。iPhone14とほぼ同じサイズ感なだけあって、Galaxy S22持った時にはっきりと軽さを感じる。

国内版は物理シングルSIM

Galaxy S22の国内仕様は物理SIM1枚だけの対応で、デュアルSIM対応は海外版のみ。筆者は購入後に国内版の仕様に気づいた。

サブスマホだから支障はないけど、メインで使うスマホで物理SIM1枚はさすがに辛い。もしかしたらこの機能制限も価格が下がっている一因かもしれない。

Galaxy S22の扱いやすいサイズと重量

Galaxy S22の6.1インチのサイズ感と軽量なボディは取り回しがよく扱いやすい。

片手でギリギリ収まる6.1インチは画面の情報量と操作性のバランスが丁度いいサイズだと感じる。

Galaxy S22のカメラ

カメラは広角、超広角、望遠の3種類。総評すると望遠と低照度撮影が弱め、それ以外はハイエンド機として十分良いカメラだと感じた。iPhone14と比較しつつ紹介していく。

広角レンズ。Galaxy S22はiPhone14と同じ12MPで撮影。鮮明さはどちらも同じ印象。Galaxy S22は全体的に明るく、iPhone14は明暗が強調されて全体的に黄色味が強め。肉眼に近い見え方はGalaxyS22だけど、車のボディカラーはiPhoneのほうが実物に近い。比較画像だと分かりづらいけどGalaxy S22のほうがわずかに画角が広い。12MPと50MPでも比べたけどぱっと見の映り方にはあまり違いは感じなかった。

超広角レンズ。広角レンズと同じような傾向。超広角撮影はGalaxy S22が最大0.6倍に対して、iPhone14は0.5倍まで。若干撮影アングルの違いはあるものの、GalaxyS22の画角の広さが広角レンズより明確に出ている。

広角ズーム撮影。iPhoneは最大5倍まで、Galaxy S22は最大6倍まで。Galaxy S22はiPhone14に合わせて5倍で撮影。箱の折り目を見るとiPhoneのほうが若干鮮明に見える。

照明を常夜灯にして低照度広角レンズ撮影。iPhone14のほうが明るくノイズも少なめ。Galaxy S22は若干ノイズが目立ち、赤みがかった映りになる。

低照度超広角レンズ。広角レンズで出た傾向がさらに強調される印象。どちらも実用には耐えないレべル。

Galaxy S22の望遠レンズ30倍。実用性は不明。

動画撮影

Galaxy S22の動画撮影は全体的に綺麗で十分満足できる仕上がり。

iPhone14と大きく違いを感じたのは手振れ補正の処理。iPhone14は画面の揺れはそれなりにある代わりに映りが滑らか。一方Galaxy S22は画面の揺れが少ないものの、映像が細かく震える場面が目立つ。自然な見え方としてはiPhone14に軍配が上がった。

とても使いやすいOS

筆者がこれまで触ったことのあるAndroidOSはピュアAndroidとMIUIで、Galaxyシリーズ搭載のカスタマイズOS、One UIを使うのは初めて。少し触っただけでも作り込まれていることが分かり、このOSの存在だけでもAndroidはGalaxy一択と思える魅力が詰まっていると感じた。

具体的には操作関連の使い勝手の良さと挙動の安定感。

ピュアAndroidの使いにくい通知画面とクイック設定パネルは全面的にカスタマイズされ、視認性や操作性は圧倒的に良くなっている。

アプリの動作も安定していて、筆者が使っているアプリは全て問題なく動作した。以前筆者が所有していたXiaomi Mi 11 Lite 5GではMIUIの影響でアプリの挙動が安定しない問題に悩まされることがあったけどOne UIでは皆無。

とにかく使い勝手が良く、スマホで久々に感動した。

Galaxy S22のその他機能

Galaxy S22はその他の機能面で実用的な物から独特な物まで色々搭載されているのも魅力。

  • おサイフケータイ
  • 無線充電/無線給電
  • IP68の防水防塵
  • 常時表示ディスプレイ
  • GoodLockアプリによるカスタマイズ機能拡張
  • Samsung Dex

おサイフケータイ、無線充電、IP68防水防塵と実用面で外せないものは抑えつつ、One UIのカスタマイズ機能をさらに拡張するアプリや機能も用意されていて、どんな用途にも刺さりやすい商品力を持っている。

バッテリー以外は優秀

Galaxy S22は個人的に初のハイエンドAndroidスマホかつGalaxyシリーズだったけど、全体的には満足のスマホ。

バッテリー持ちの弱さと国内版特有の物理シングルSIM仕様が惜しいものの、6.1インチの丁度いいサイズと軽量なボディにハイエンドのスペックが詰まっている万能さが強み。

2024年の今こそアリ

Galaxy S22は2024年3月時点で約2年前の型落ちではあるものの、スペックは現行のS23とほぼ同じ。現時点でも十分ハイエンド級のスマホかつ未使用品が約53,000円で購入できるのはかなりアリだと思う。

筆者は元々サブスマホとして購入したこともあって、バッテリーとSIMの運用はそこまで問題にならないからPixel7aから乗り換えることにした。当分は使い続ける予定。

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