学生は基本的にお金に余裕がない
学生の多くは金がない。企業もそれを理解したうえで、学生を対象に割安なサービスを提供している。
サービスを知っているかどうかで、大学生活の充実度が大きく変わるといっても過言じゃない。今回紹介するサービスは年額数千円~数万円以上お得になるものがメイン。飲食店の学生料金のお得度とは圧倒的な差がある。
学生特権は使いつくそう
具体的には、学割価格や学生対象のクレジットカード。文字通り、学生の間しか受けることができない特権。
内容によっては、価格不相応にもほどがある充実した特典を備えたサービスがある。
今回は、多くの大学生にとってメリットが大きい学生限定サービスについて、実体験を交えてまとめていく。
実際に利用した学生特権
Prime Student
神。
プライム会員の半額年間2,450円で、Prime特典+学生限定の特典が受けられる。
送料無料、ビデオストリーミング、書籍10%還元、文房具や日用品の割引...
どの学生が入っても満足できるだろう学割サービス。
Prime Student | |
金額 | 年額2,450円 |
内容 | 書ききれないほど多い。スゴイ。 |
備考 | 買い物・娯楽・学習支援といった幅広いサービスがまとめて受けられる。 コスパは髄一。 |
三井住友VISAデビュープラス(クレジットカード)
学生カードの定番。
入会直後はポイント5倍、入会中は常時1%還元。
利用額上限が10万円なので、大きな買い物をする場面では注意。
Kyashと連携して利用することで、トータル還元率をさらに上げることも可能。
三井住友VISAデビュープラス | |
金額 | 年会費無料。(1回以上の利用で) |
内容 | 還元率1%。VISA,iD払いに対応。 |
備考 | 利用上限額が10万円。入学直後、就活といった出費がかさむ時期は上限に引っかかる可能性あり。 |
楽天カードアカデミー(クレジットカード)
定番のクレジットカードのひとつ。
かつてのアカデミー会員限定特典として、送料無料クーポンを年間24枚貰えていた。
2020年に学割内容が変更され、送料無料クーポンは初回限定、たった1枚しか貰えなくなってしまった。
送料がネックになる楽天でこの変更はきつい。学生特権としての魅力は大幅に減少したといわざるを得ない。
とはいえ、年会費無料・高還元率・ポイントの使いやすさといった点では楽天カードの魅力は依然として高い。
今後のサービス内容変更や入会キャンペーン等の時期や状況によっては、最初から通常の楽天カードを選んでも問題ないと思う。
楽天カードアカデミー | |
金額 | 年会費無料。 |
内容 | 還元率1%。VISA(もしくはJCB),QUICPay払いに対応。 |
備考 | 2020年現在、学生カードの優位性は大きく落ちた。 |
三井住友VISAデビュープラスと楽天カードアカデミーで、VISA,JCB,iD,QUICPayの4種類の決済手段を確保できる。この組み合わせで、国内のほとんどの支払いに対応可能。
NewsPicks
有料のニュースメディア。経済中心の国内外のニュースと、その記事について業界のプロからのコメントが見られる。
プロによる質の高いコメントをたくさん見られるほか、オリジナルコンテンツ(記事・番組)が分かりやすくて面白い。
レポートや就活の情報収集・卒論など大学生活のあらゆる場面で役立つ。
新聞や週刊誌を購入or図書館で読むのも良いけど、月額500円でこの質のコンテンツをまとめてスマホで見られるのは有難い。ある意味時短の一環。
NewsPicks | |
金額 | 月額500円 |
内容 | ニュースメディア。 |
備考 | コンテンツの質が高い。プロの着眼点や考え方が見られる。 |
タイムズカーシェア
駐車場やレンタカーで有名なタイムズが提供するカーシェアリングサービス。
通常会員だと利用費とは別に月額料金が発生するが、学生の場合は月額無料。旅行先の移動手段の選択肢が一つ増えることになるので、とりあえず登録しといて損はない。
カーシェア会員だとレンタカーも割引されるので、自動車移動のコストが安くなる。
タイムズカーシェア | |
金額 | 月額無料。(利用料は別額) |
内容 | カーシェアリング。 |
備考 | 全国多数に拠点がある。タイムズレンタカーが安くなる。 |
利用は計画的に
今回は入会するメリットが特に大きい学割サービスについてまとめた。
他にも便利なサービスはたくさんあるけれど、加入しすぎるとトータルの支払額がどんどんかさんでいく。「無いと困る」「無くてもいいけど、あったらうれしい」という2つの基準を設けてから考えると無駄な加入を防ぎやすい。
特に注意したいのが月額方式のサブスクリプション。月額〇〇円と聞くと割安に感じやすいけど、年額や4年間の合計金額に換算するとその額は決して小さくはない。
継続的に支出が発生するサービスへの加入は、一度落ち着いて考えることが大事!