社会人になって3年、お金周りのことがある程度安定してきたから、車を買い替えることにした。候補は昔から乗りたかったスポーツカーから選んで、スズキのスイフトスポーツ(ZC33S)を購入した。
購入報告を兼ねて、購入に至った理由や付けたオプション等の話をしたいと思う。
納車はまだ先のため、実車の画像はありません。
カタログの画像ばかりだと引用の範疇を超えそうなので、イメージとして
・グランツーリスモ7のゲーム内スクリーンショット
・現在乗っているトヨタ・パッソ
の画像を主に掲載しています。
購入動機
今回スイフトスポーツ(ZC33S)を購入した理由は以下の通り。
- 約200万で買えるコンパクトスポーツ
- 恐らく最後の純ガソリンスポーツ
- 普通の車と変わらない実用性
- 充実の標準装備
この手の車が買えるラストチャンス
現行スイフトスポーツのような、新車で約200万円の純ガソリンスポーツ車が買えるのは今年あたりが恐らく最後のチャンス。
というのも、最近の自動車業界の流れとして
- 自動車の高価格化や値上げ
- ハイブリッドor電気自動車への移行
が強くなっていて、この手の車にとって逆風が吹きまくっているのが現状。
世界情勢の影響もあって新車・中古車の両方で価格が上がっているから、自動車自体どんどん手が出しづらいものになってきているし、環境性能重視の流れで純ガソリン車はいずれ消滅するのはほぼ確実。
ハイブリッド車、電気自動車は両方乗ってみてどっちも良いなと思っていたけど、今後はこっちが主流になるのは間違いないし、今選ばなくてもいつでも買える。それに、子供の頃からゲームや大人からの話でしか分からなかった純ガソリン車スポーツカーの世界を一度体験してみたかったから、買えるうちに買ってみようと思った。
実用性も欲しい
スポーツカーに乗ってみたいという思いはあるけど、スポーツ性に全振りせず普段使いで困らない程度の実用性も欲しかった。
免許取り立てのときは1世代前の86(ZN6)に乗ってみたいなと思っていたんだけど、これまでパッソに乗ってきて「便利・快適・シンプルな移動の道具」としての車の良さに魅力を感じたのも事実。
買った車を長く楽しむためには、これから生きていくうちに起こるだろう生活環境の変化にもある程度対応できる、走りの楽しさと実用性のバランスに優れた車が自分に一番合っていそうだと思った。
だから理想としては、パッソと同じような構成に走行性能を足したような車が良い。
より具体的にすると、
- 5ドアハッチバックの積載性
- コンパクトカーの価格と維持費
- 派手すぎない見た目
この理想に最も近かったのがスイフトスポーツだった。
2023年にモデルチェンジの噂
こういった背景や理由が前提にあって、今回購入に踏み切ったのはスイフトは2023年にフルモデルチェンジの噂が出ていたから。
現行のスイフトは2017年にデビューしてそこそこの年数が経過、2022年の冬頃から次期スイフトらしき開発車両の姿も出ていているから、2023年のモデルチェンジは十分あり得る。
前述の自動車業界の事情もあって、新型になったらまずスポーツモデルが出るかも怪しいし、出たとしても今と同じような価格とスペックで買えるとは考えにくい。買うなら今しかないと思って、モデル末期になる現行スイフトスポーツの購入を決めた。
スイフトスポーツの仕様
購入したスイフトスポーツの仕様を軽く紹介する。
新車・6AT・白・セーフティパッケージあり
新車の3型、6速AT、セーフティパッケージありの標準モデル。色は無塗装樹脂との2トーンが映えそうなホワイトパール。
MTの唯一無二の楽しさは捨てがたかったけど、日常使いの利便性やパドルシフト操作の独特の楽しさを考えるとATが自分に合っていると思った。
本当は中古でも全然良かったんだけど、現物を確認しに行ける周辺エリアには6ATの在庫自体がほとんどなかったし、最近の中古車相場の上昇もあってか、走行距離や年式に対して車両価格があまり値下がりしていないこともあって新車にした。
社外品で安く良いものを揃える
また後述するけど、メーカー純正オプションは基本的に性能に対する価格が割高だから、カーナビやドラレコといった電装品も含めてあまり付けなかった。
このあたりの装備はパッソに取り付けている中華製の社外品を全部スイフトスポーツに移植する。移植するついでに、バックカメラ等の機能拡張や、むき出しになっている配線処理の改善もしたい。
納車されたらまた記事にする予定。
普通の5ドアハッチバック
スポーツの名前がついているけど、実用面は基本的に通常のスイフトと同じ。
後ろにはパッソと同じく大人がしっかり座れるシートがあるし、ラゲッジスペースも十分広い。普段使いでも問題ないはず。
燃費はパッソと同じくらい
スイフトスポーツ(ZC33S)はハイオク仕様で、実燃費は約15km前後。スポーツカーとして見るとかなり燃費はいい部類。
パッソ(KGC30)の燃費も約15km。あまり変わらない。
使用する燃料がハイオクになった分維持費は上がるけど、今の生活環境なら週末のちょい乗りで給油は2~3週間に1回だからそこまで大きな出費増にはならないと思う。
充実の標準装備
スイフトは通常モデルとスポーツ、どちらも安全・快適関連の装備が一通り標準で付いている。
何もなかったパッソ(2012年式・廉価グレード)と比べると雲泥の差で、今どきの車なら普通の装備でも「こんなにたくさん付いてて良いのかよ」とカタログを見返す度に思う。
セーフティパッケージ
衝突軽減ブレーキ、車線逸脱防止、車両周辺の物体検知、その他諸々の安全装備がまとまっている。事故リスクが軽減できる万が一の時の補助。あって困ることはない。
全車速追従ACC
上記セーフティパッケージに含まれる装備で、加速・減速・停止まで全速度域でクルーズコントロールが使える。
便利で快適な移動の道具としての良さを引き立ててくれる。信号のない道を60~80kmで巡航する機会がそこそこあるから、個人的にはこれが一番嬉しかった装備。
オートエアコン
自動で色々調節してくれるエアコン。マニュアルエアコンのパッソでも特に不自由はなかったけど、あると嬉しい。冷暖房を最強にして冷えすぎ暑すぎの状態になることは無くなるはず。
付けた・付けなかったオプション
純正オプションで付けたのは以下の3つ。他に必要なものは社外品で揃える。
本体値引きとは別枠でほぼ全額値引きしてもらえた。
【付けたもの】
・コンソールボックス
・ETC1.0
・サイドシルスカッフ
一度は検討したけどやめたものは以下の通り。
【つけるか迷ってやめたもの】
・LEDフォグランプ
・ラゲッジアンダートレー
・ドアバイザー
【付けた】コンソールボックス
収納と肘掛けスペース確保のために購入。事前調査や試乗で分かっていたけど、スイフトは本当に収納が無いから実用性を少しでも上げたい。
パッソは小さいながらも収納が豊富で、特にベンチシート中央の大型アームレスト兼収納ボックスはかなり使い勝手が良かった。
この役目を果たせるオプションパーツが欲しかった。
ネックは28,600円という価格。最初はドリンクホルダーに差し込む数千円の安い社外品を買おうか迷ったけど、品質面であまり評判が良くなかったのと、コンソールボックス分の代金は全額値引きしてもらえるとのことだったから純正品にした。
【付けた】ETC1.0
高速道路用。使用頻度は多くないから1.0で十分。
価格は工賃込みでカー専門店のほうが安かったけど、値引きしてもらえたので付けてしまった。
【付けた】サイドシルスカッフ
ドア下部の傷や汚れからの保護用。特段欲しいわけではなかったけど、傷が付いてから後悔するよりマシだし、値引きしてくれるとのことだったから付けた。
【やめた】LEDフォグランプ
スイフトスポーツのフォグランプは標準的な黄色の電球。
白色のLEDにして色合いを統一させてもいいかなと思ったけど、常に点灯させないランプに対して、しかも自己満のために約32,000円を払うのは流石に割に合わない。
標準品でも十分役目を果たしてくれるから、他のことお金を割り当てようと思ってやめた。
【やめた】ラゲッジアンダートレー
荷室の床下に発泡スチロールの仕切りを入れて、倒したリアシートと荷室との段差を埋めるオプション。
基本的に1~2人の乗車になるから、リアシート含めた収納の使い勝手を上げるために付けようと思ったけど、トレー内の仕切りの大きさが中途半端で使い所に困りそうなのと、底が上がる分荷室がちょっと狭くなるデメリットのほうが大きそうだったからやめた。
フラットな荷室が必要になったときは折りたたみの収納ケースとかを使って調整して対応しようと思う。
カタログにはトレーの耐荷重が記載されていなかったからディーラーに聞いてみたところ、2L飲料*6のケース(12kg)を2~3つ積む程度なら問題無いぐらいの強度はあるらしい。
【やめた】ドアバイザー
雨の日に若干窓を開けられるようになる。
便利だけど、考えてみたら雨の日に窓を開けたい場面はほとんど無かった気がする。使う場面がかなり限定されて見た目にもちょっと影響するから、付ける必要はないと思った。
社外品購入、やりたいカスタムは別記事で
社外品のことはやりたいカスタムも含めて話が長くなりそうだから、別の記事としてまとめる。
納車は6月~7月ごろの予定。ワクワクが止まらない。