田舎暮らしのは自動車がメインの移動手段だから、実用的な面で設備投資にはこだわりたい。
この記事では自動車をより使いやすく、快適に運転できるようにするグッズを実際に使ってみて、良かったものをまとめる。
気に入ったものがあれば随時更新していく予定。
Baseusワイヤレス充電器
現行の車載ワイヤレス充電器は充電速度が遅かったり、角度調節が面倒だったりするものが多くてなかなか決定打となる製品がなかった。中途半端な性能の中でどれを買うべきかかなり悩まされてきたけど、最終的にはAliexpressで売っているBaseusのMagSafe充電器に行き着いた。
BaseusのMagSafe車載充電器は価格を3,000円台に抑えつつ、MagSafe規格のフルスピード出力である15W充電が可能。それに加えて、本体の設置や角度調節のしやすさといった実用面もしっかり抑えているのが良い。
あとBelkinっぽいミニマルなデザインも気に入っている。
具体的にどんな充電器なのか軽く紹介。
装着方法は、エアコンルーバーに挟むか、付属のアダプタを使ってダッシュボードに固定するか選べる。
アダプタを使うときは、充電器本体のルーバーに挟む部分をアダプタに差し込む。
アダプタの底面には最初から両面テープが付いているけど、充電器本体のフロントヘビーな重量バランス、車内の灼熱地獄といった過酷な環境の耐久性を考えて、3Mの自動車内装用テープに貼り替えて使っている。
自分の車(トヨタ・パッソ)はルーバーに挟まらなかったので、ダッシュボードに設置した。車種によって柔軟に対応できるこの方式はとても良い。
角度調整はボールジョイント式で、ネジを緩める面倒な作業は不要。すぐに自分の好きな角度にすることができる。
磁石部分はピアノブラック仕上げで高級感がある反面、映り込みやホコリがはっきり見えるから綺麗な状態の維持には気を遣う。あと充電器を置く位置によっては、充電器に目線を移すと常に自分の顔が映り込んでしまう状態になってしまってなんとも落ち着かない。
そしてデザイン。ケーブルを挿す前のデザインはミニマルでキレイな印象なんだけど、いざ使うときにはケーブルの存在が邪魔をしている印象があって少し残念。
その反面、実用性は高い。ボールジョイントの可動部にポートがあるので、ポートの位置や向きは自由に変更できる。給電元の位置や内装の形状で、設置場所が限定されやすい車内用充電器にはとても有り難い仕様。
このあたりのデザインと機能性はトレードオフの関係かもしれない。
今まで使っていたマグネット式車載スマホホルダーに充電機能がプラスされた感じで、とても使いやすい。低価格かつMagSafe規格のフルスピード充電が可能な車載充電器を探しているならおすすめ。
記事執筆時点では、取り扱いはAliexpressのみ。Baseus公式ストアで買うのが確実だと思う。
ディスプレイオーディオ(ATOTO S8 Pro)
中華製激安ディスプレイオーディオのATOTO。本体価格30,000円台からスタートの超低価格で、大画面・高音質・スマホ連携機能を一通り備える高コスパっぷり。
自分が購入したモデルでは、ワイヤレスCarPlayに対応しているのが最大の魅力。
一部仕様や挙動が独特でピーキーな印象はあるけど、コンテンツ視聴やナビ機能はメーカー純正ナビより優秀。本当に買って良かったと思う。
先述のワイヤレス充電器と組み合わせることで、iPhoneについては車内で完全なケーブルレス環境を達成することができた。この未来感、快適さは一度体験すると便利すぎてやめられない。
ATOTO S8 Proに関する記事はこちら。取り付け、設定、本体レビューと一通りまとめています。
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【2022年版】ATOTO S8 Pro 自己流設定とカスタマイズ【設定とランチャー変更】
ATOTO S8 Proは中華製の激安ディスプレイオーディオ。価格の割に機能がかなり豊富で色々とカス ...
FMトランスミッター(+USB充電器)
ディスプレイオーディオを導入するまでは、FMトランスミッターを経由してスマホの音声を流していた。JAPAN.AVEのトランスミッターは特にノイズもなく安定した接続で使えていた。
今はディスプレイオーディオを接続しているからFMトランスミッターの機能を使う事はないんだけど、ジャパンアベニューのトランスミッターは充電器としてもなかなか優秀。
購入したモデルはUSB-C 18W充電が1ポート、USB-A 12W充電が2ポートと、普通に使える性能だったので、今も充電器として使い続けている。
FMトランスミッターの長所は手軽さ。シガーソケットにセットしてスマホとBluetooth接続するだけで、ナビや音楽を車載スピーカーから流せる。スマホ車載システム化の入門としておすすめ。
ハンドルカバー
ハンドルのベタつき防止と太さ調節のために購入。
パッソのハンドルは自分の手にはやや細めで、握ったときに馴染むポジションがなかなか見つけられなかった。それにハンドルはウレタン製で、購入から既に10年近く経過しているので色あせやベタつきといった劣化がかなり目立っていた。
ハンドルをより太く、そしてベタつきをなくすためにハンドルカバーを取り付けることにした。
ただ、ハンドルカバーは色や造形がやけに派手な物が多くて、内装の雰囲気と合うものを探すのはなかなか苦労した。
最終的にオートバックスで現物を見て、ボンフォーム製のカーボン仕上げにした。
パッソの内装からギリギリ浮いてないぐらいのデザインだと思う。手触りや操作性はとても良いし、手に伝わる振動も軽減されたから運転が楽になった。
ハンドルの劣化に悩まされている人は一度検討してみてほしい。素材や造形で握り心地が大きく変わってくるから、現物を確認するのがオススメ。
サンシェード
晴れた日は季節関係なく車内がとても暑くなる。特に夏はエアコンが切れて2~3分後には灼熱地獄。青空駐車はもちろん、車内でのちょっとした待ち時間でもサンシェードは必須装備。
1〜2人の乗車がほとんどだから、フロントガラスとフロントサイドガラス用をそれぞれ車内に常備している。
個人的におすすめなのは形状記憶ワイヤー入りのもの。小さくたたむのは慣れが必要だけど、形状が安定しているから窓枠に合わせやすい。
ゴミ箱(自作)
ゴミ箱は百均の小物入れを使っている。車載用ゴミ箱は転倒防止用に重りがついていたり、ティッシュが置けるようになっていたりするけど、単純なゴミ箱の機能を果たすだけなら小物入れで十分。そして何より安上がり。
転倒対策は、小物入れの底にマジックテープを貼り付けてフロアマットに固定すればOK。
ゴミ袋はいつでも補充できるように、モノタロウで買った100枚セットをグローブボックスに常備している。
サイズは500mlペットボトルが数本入る程度。
サングラス
車に備え付けのサンバイザーは対応できる角度に限界があるし、視界が狭まって鬱陶しいからサングラスを常に車に入れてある。
サングラスはユニクロで1,500円で売っているレイバン風折りたたみタイプを使っている。安くて軽くて遮光も充分。コンパクトになるから、いざとなれば車外に持ち出しやすいのも便利。
消臭剤(炭八)
車内用の芳香剤や消臭剤は量が少ない割に高価でコスパが悪い。とはいえ、屋内用の消臭剤はサイズ的に置き場所が限られるし、車内の薬剤を交換するのは室内より面倒。室内の芳香剤すら取り替え忘れるときがあるのに、車内なんか絶対取り替え忘れる。
そこで、車内におけるサイズかつメンテ不要、そして半永久的に効果が持続する天然素材の消臭剤、炭八を買った。炭八は名前の通り炭が入っていて、調湿と消臭効果を半永久的に発揮する。
最近は他人を載せる機会が多くないから、客観的な評価は難しい。ただ、車内で飲食をした時の匂いの収まりが速くなったから、消臭効果はそこそこあると思う。
調湿効果は確認済み。自宅の除湿剤はすべて炭八を使用しているんだけど、炭ハを置いてから押入れのカビが全く発生しなくなったから、効果はかなり高いはず。
無印良品 ジュートマイバッグ A3サイズ
車で買い物に行くときにいつも使っているのが無印良品の中とマイバック。
安い、大容量、頑丈、持ちやすいの4拍子でとても使いやすい。車で買い物に行く時は食料品のまとめ買いをすることが多いから、ものをいっぱい詰め込めて持ちやすいのはとてもありがたい。
車に積み込む時は後述する買い物袋フックに引っ掛けて転倒防止している。
最初はイオンで買ったマイバスケットと併用していたけど、容量と持ちやすさの観点から、無印良品のマイバッグに一本化した。
買い物袋用フック
上で紹介した買い物袋の固定用。ナポレックスのベルトで固定できるフックを使っている。フックギリギリまでものを引っ掛けてもベルトでしっかり固定できるから、運転の振動や揺れで荷物が転倒したり、破損したりする心配が格段に減る。
フック位置自体もベルトで変えられるので、荷物の種類によって使いやすい状態に調節しやすい。