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Androidナビのインターネット環境を整える3つの方法解説【選び方のコツ】

Androidナビのインターネット環境の整え方について解説します。

結論、それぞれの方法に特徴があるので自分の用途にあったものを選ぶことになります。

Androidナビ(ATOTO S8 Pro)を愛用している筆者が、実際に使った経験をもとに解説します。

【前提】Androidナビのインターネット接続の重要性

前提知識として、最初にAndroidナビとインターネット接続の関係について解説します。

まずAndroidナビを一言で説明すると、車載専用として設計され、CarPlay,Android Autoなど自動車向けの機能が追加されたAndroidタブレットといえます。

Androidナビは従来のカーナビとは違い、端末にナビソフトは内蔵されていません。

CarPlayかAndroid Autoなどスマホ連携機能を使うか、Androidナビ本体にGoogle PlayストアからインストールしたGoogle Mapsなどのアプリを使うことになります。

CarPlayまたはAndroid Autoはスマホがインターネットに繋がっていればナビが使えますが、Androidナビ本体にインストールしたアプリは基本的にインターネット接続が必要になります。

ナビ機能に限らず、YouTubeやSpotifyなどのエンタメコンテンツからChromeといったウェブブラウジングまで、Google Playストアからダウンロードできるアプリのほぼ全てが普通のスマホやタブレットと同じように使えます。

スマホ連携やオフライン機能だけでもナビとして使う分には困りませんが、Androidナビの特徴である高い機能性と自由度を存分に発揮するためには、インターネット環境の準備はほぼ必須といえます。

Androidナビは複数の方法でインターネットに繋げられる

本題に戻って、Androidナビをインターネット接続するにはどんな方法があるのか。
主な方法は以下の3つです。

  • Wi-Fiテザリングを使う
  • 車載Wi-Fiを用意する
  • Androidナビ本体にSIMカードをセットする

異なるのは費用と接続までの手間

これから解説する3つの方法で主に異なってくるのは、費用とインターネット接続に必要な工数です。

どれが最適な方法かはその人の環境や用途によって変わってくるので、以下の解説を参考に自分に合ったものを検討してみてください。

1.Wi-Fiテザリングを使う

1つ目はスマホのWi-Fiテザリングを使う方法。

今回紹介する中では最も簡単かつ手軽にできるやり方で、テザリング機能が使えるスマホ回線があればすぐに使えます。

専用の機器や回線を用意する必要がないので、追加費用も最小限で済みます。

手軽に使える反面、いくつか注意点もあります。

接続の度に毎回スマホ側でテザリング操作が必要になるため、Androidナビのインターネット接続までに若干手間がかかります。

例えばiPhoneの場合、インターネット共有をオンにしても一定時間接続が無い場合は自動的にオフになる仕様のため、気がついたら接続が切れていて繋ぎ直し、という状態が時々発生します。

筆者は一時期テザリングで運用していましたが、この手間が面倒で後述のSIMセット運用にしました。

他にもスマホのバッテリー消費が激しくなったり、通信速度は通常の回線に比べると遅くなる傾向もあったりと、常用には少し厳しいものがあります。

Androidナビの挙動にも注意

これはメーカーや機種によって異なると思いますが、Androidナビのソフトウェア制御は少し特殊なところがあり、その影響も頭に入れておいたほうがいいです。

例えば筆者が使用しているATOTO S8 Proの場合、エンジンのオン・オフでWi-Fiの有効化がリセットされる仕様で、Wi-Fiに繋ぐ場合は毎回クイック設定パネルからWi-Fiを有効化する必要があります。

なぜこんな仕様なのかはよく分かりませんが、エンジンのオン・オフでAndroidナビへの電源供給が頻繁に切れることを考慮した制御になっているのかもしれません。

以上の理由から、Wi-FiテザリングはAndroidナビ単体で通信する機会が少ない人や、車に乗る機会が少ないライトユーザー向けの方法といえます。

2.車載Wi-Fiを用意する

2つ目は車載向けのWi-Fiルーターを用意する方法。

専用の機器と回線を準備するので、Wi-Fiテザリングと比較するとスマホ側の設定操作が不要、より高品質な通信環境が準備できます。

車載Wi-Fiは色々な販売形態や仕様がありますが、以下の2つに大別されます。

・ルーターと回線契約がセットになっている一体型タイプ

・SIMカードを自分で用意して使う、SIMフリータイプ

Androidナビに一体型タイプはオーバースペック気味

出典:Pioneer公式

一体型タイプはルーター1つで機器と回線の準備が完結できるのが特徴です。

例えば一体型タイプで代表的な製品のパイオニアのDCT-WR100Dの場合、本体裏の2次元コードをスマホで読み取り、利用情報の登録と回線の契約をすれば利用開始手続きは完了。

本体を車のシガーソケットに繋げば、そのままインターネットに接続出来ます。

契約できるプランは通信量無制限のため、車内で大容量通信をするときも快適に使えるのがメリットです。

出典:Pioneer公式

ただ、Androidナビに通信量無制限プランはオーバースペック気味。機器の購入費用や維持費が高いのもネックです。

例えばDCT-WR100Dの利用に必要な費用は以下のようになります(2023年11月時点)

まず本体価格と維持費。

DCT-WR100D本体 27,500円
・2年毎のSIM交換 5,500円

本体に内蔵されているSIMは2年の有効期限が設定されており、SIMの更新費用で別途5,500円が必要です。

これに回線の料金が上乗せされます。

・365日プラン 13,200円
・30日プラン 1,650円
・1日プラン 550円

回線はドコモのdocomo in Car Connectを契約することになります。365日プランは1ヶ月あたりの料金は1,100円です。

選択するプランにもよりますが、初期費用だけで廉価グレードのAndroidナビが買えてしまうほどの金額になります。

商品ページに記載されている想定用途の通り、車内で仕事をする人や家族のお出かけなど複数端末の利用や大容量通信が多いヘビーユーザー向けの商品なので、Androidナビのため、という観点では選択肢には入りにくいです。

AndroidナビにはSIMフリータイプが向いている

SIMフリータイプになると話は別です。

使い方は一体型タイプと基本的に同じですが、SIMフリータイプは名前の通りSIMを自由に選ぶことができ、用途に合わせた柔軟な運用が可能です。

出典:カシムラ公式

SIMフリーの車載Wi-FiはカシムラKEIYOなどが販売していますが、本体価格は10,000円前後と一体型に比べて安価な傾向にあり、初期費用も抑えられます。

SIMの候補でいくつか例を挙げると、
AndroidナビでYouTubeやSpotifyを楽しみたい場合はBIGLOBEモバイルのカウントフリーオプションが便利です。

出典:BIGLOBEモバイル公式

使用量が月によってまちまちな場合、日本通信の合理的プランを選べば料金を必要最低限に抑えやすいです。

出典:日本通信SIM

次に紹介するSIMセットの方法が使えない場合、現状はSIMフリーの車載ルーター利用が費用対効果的に最適だと思います。

日本通信SIM 合理的プラン スターターパック
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バッテリー内蔵型ルーターは非推奨

余談ですが、バッテリーが内蔵されているルーターは車載用としては不向きです。

車内は高温になりやすいため、車内に放置しておくとバッテリーに負荷がかかりやすく、最悪発火のリスクもあります。

上で紹介したものも含め、車載Wi-Fiルーターは基本的にバッテリーレスの設計になっているので、安全に使うためにも専用品をおすすめします。

3.Androidナビ本体にSIMをセットする

最後にAndroidナビ本体にデータ通信対応のSIMカードをセットして、Androidナビ単体で通信できるようにする方法。

筆者も現在この方法で運用しています。回線はY!mobileのシンプルM、データシェアプランのSIMを使用しています。

スマホと同じように端末本体にSIMを用意するので、Wi-Fi接続の手間がありません。

Androidナビ起動とほぼ同時にインターネット接続が完了するので、使用可能までの待機時間も無いです。

「SIMが空です」と表示されていますが、実際はSIMを認識しています

ルーターなどの機器の準備も不要で、追加費用はデータ通信SIMの契約だけで済みます。

SIMは後述の注意点がありますが、自由に選ぶことが出来ます。

接続作業要らずですぐインターネットが使えるのはとても快適です。費用、機能ともにWi-Fiの上位互換といえます。

使えるAndroidナビが限られる

SIM対応機種にはスマホと同じSIMトレーがある

接続方法はこれ一択のように感じますが、そもそもこの方法が使える端末が限られているのが最大の欠点です。

例えばATOTOのナビの場合、現状はSIMスロットが装備されているのはS8シリーズのPro,Ultra,Ultra Plusの3機種のみ。

ATOTO以外ではXTRONSの一部機種も対応しているようですが、現状この方法が使えるのは一部メーカーの上位機種のみと考えたほうが良いです。

対応バンドの確認が必要

スマホと同じように対応バンドの確認も必要です。例えば筆者が使っているATOTO S8 Proの場合、対応バンドは以下の通り。

ATOTO S8 Proの説明書より

auのプラチナバンドに非対応なので、SIMの選択肢は実質ドコモかソフトバンクのどちらかに絞られます。

Wi-Fiテザリングで使う場合はバンド対応はスマホ依存になるので、スマホ側がauのプラチナバンドに対応している場合は問題なく接続できます。

接続方法の特徴・おすすめの方法まとめ

今回の内容のまとめです。

Wi-Fiテザリング

スマホの通信回線があればすぐに使える手軽さが強み。毎回の接続作業が若干手間。

スマホ連携の用途がメインだったり、ナビ単体で使う頻度が少ないライトユーザー向け。

車載Wi-Fi(一体型タイプ)

Androidナビ単体のためにはオーバースペックの通信環境で、費用も相応に高い。

Androidナビ以外の端末を複数使うなら選択の余地あり。

車載Wi-Fi(SIMフリータイプ)

一体型タイプより費用を抑えやすく、自分の使い方に合わせやすい。

現状、汎用性と費用対効果の高さから一番おすすめ。

AndroidナビにSIMをセット

Wi-Fi接続操作不要、SIMカードがあれば接続でき、使い勝手はWi-Fiより快適。

対応端末の少なさなど、利用のハードルが高い。


SIMスロットが装備されているAndroidナビを使っている人はデータSIMをセットして使い、無い場合はSIMフリータイプの車載Wi-Fiを用意するのがおすすめです。

以上、
Androidナビのインターネット環境を準備する3つの方法解説【選び方のコツ】
でした。

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