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ATOTO S8の位置情報精度を上げる方法の解説【測位システムを変える】

ATOTOのAndroidナビ、S8のGPS精度を上げる方法を解説します。

スマホ連携を使用する場合はS8本体の位置情報は影響しませんが、S8単体でナビアプリを使用する場合は実用面に直接影響してくる部分です。

S8単独でマップアプリなどを使う人は参考にしてください。

ATOTO S8の位置情報の精度

S8に付属しているGPSアンテナ(画像上部)

S8に限らずATOTO端末のレビューで時々見かけますが、端末が取得している位置情報の精度が悪く、ナビアプリがまともに使えない症状が発生することがあるようです。

筆者の環境では購入以降特に問題なく使えていましたが、時々Google Mapsの現在地で「精度:低」の警告が表示され、位置情報の更新が遅いことがありました。

精度を改善する方法を調べたところ、位置情報を取得する測位システムを変更が有効のようです。

初期設定で使用している測位システム

測位システム関連は筆者が独自に用語や基礎知識を調べましたが、内容に誤りがある可能性があります。

S8で使用している位置情報は、初期設定ではGPS(アメリカ)、GLONASS(ロシア)、Beidou(中国)から取得するようになっています。

この取得先をGPS、Beidou、Galileo(EU)、QZSS(日本)に変更することで、補足する衛星の数を増やして位置情報の精度を上げます。

一応、S8の設定アプリの 端末>ロケーションステータス から衛星の補足状況などは確認できますが、表示に対応しているのはGPSとGLONASSのみで、他のシステムに変更することはできません。

本題の位置情報設定の変更はAndroidのエンジニアモードから設定できます。

S8の位置情報を変更する方法

エンジニアモードに入るための準備から順を追って解説します。

Googleの電話アプリをインストール

エンジニアモードに入るにはGoogleの電話アプリが必要になるので、 Google Playストアからインストールします。

コマンドを入力してエンジニアモードに入る

Google電話帳のキーパッドで「*#*#83781#*#*」を入力すると自動的にエンジニアモードに入ります。

このコマンドは搭載されているSoCのメーカー等で異なり、筆者の使用しているS8(S8G2104PR-A)に搭載されているSoC、SpreadtrumのUIS7862の場合は上記のコマンドになります。Spreadtrumのチップを搭載している端末は恐らく同じコマンドでエンジニアモードに入れると思います。

今後、モデルチェンジ等で搭載されるSoCが他社製のものになった場合は別のコマンドが必要になります。

エンジニアモードはAndroidOSの動作に関わる重要な部分が変更できるため、不必要に設定を変更すると端末の動作に大きく影響する可能性があります。操作には十分注意してください。

測位システムの設定を変更する

エンジニアモードに入ったら、LOCATION>SPGSを選択。

SGPS>Satellitesで現在補足している衛星と信号強度が表示されます。

国旗と衛星のナンバリングで、どの測位システムの・どの衛星を掴んでいるかを確認できます。

見づらいと感じる場合はPlayストアにある位置情報確認アプリが使えます。筆者はこのアプリを補助的に使いました。

GPS Status & Toolbox

GPS Status & Toolbox

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SGPS>Information>Mode and System Configで測位システムの設定が可能。

初期設定では「GPS+B1C+GLONASS」が選択されているので、これを「GPS+BD2+Galileo」に変更します。変更時は内部処理に時間がかかるのか、若干動作が重く感じることがあります。

変更が完了したら端末を再起動します。再起動は画面上部を下方向にスワイプして表示するクイック設定パネルから実行できます。

設定反映の確認

再起動が完了したらもう一度エンジニアモードに入り、LOCATION>SPGSを選択。

SGPS>SatellitesとSGPS>Information>Mode and System Configでそれぞれ設定が反映されているかを確認します。

反映されていれば操作は完了です。反映されていない場合はもう一度設定操作をやり直します。

筆者の環境で何回か設定変更操作をしたところ、1回設定が反映されていないことがありました。
推測ですが、設定変更直後に動作が重くなっていることから内部処理に時間がかかっているのかもしれません。
再起動の前に少し時間を置いたほうが設定変更が成功しやすい、気がします。

衛星の補足状況

補足している衛星の内訳ですが、先ほど紹介したGPS Status & Toolboxのスクショで確認してみます。

まず変更前。1~32はGPS、c1~c33はBeidou、e1~e35はGalileoです。中央のj194はQZSSです。どの測位システムも補足できていることが分かります。

スクショを取り忘れてしまいましたが、設定の変更前後を比較すると衛星の補足数が約16個から約24個まで増えました。

設定変更で捕捉対象から外したGLONASSですが、検証中はほとんど捕捉することがありませんでした。一方Galileoは複数個を安定して捕捉し続けているため、常に取得できる位置情報が多くなりました。

使用感は若干改善

設定を変更した結果ですが、冒頭の通り筆者の環境では初期設定でも普通に使う分には問題なかったこともあり、位置情報が劇的に改善した感覚はありませんでした。

一方で初期設定状態で時々発生していたGoogle Mapsの現在地の「精度:低」の警告は表示されなくなり、移動中の現在地の更新もスムーズになったので使用感は良くなりました。

手順が分かれば操作はそこまで難しくないので、位置情報の精度に不満があるS8ユーザーは設定を変えてみることをおすすめします。

最後に今回記事を書くにあたって参考になったサイトのリンクを載せておきます。筆者のような知識0の素人でも読めます。

以上、

ATOTO S8の位置情報精度を上げる方法の解説【測位システムを変える】

でした。

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