綺麗・快適・安全なクルマライフを過ごすために、筆者がクルマに取り付けたり使ったりしているアイテムを紹介します。
この記事では内装関係のカスタムをまとめています。変更や追加があれば順次更新していく予定。
車両情報・カスタム方針など
所有している車両はスズキ・スイフトスポーツ(ZC33S)。ATの3型、セーフティパッケージ装着車。
購入後レビューなど関連記事はこちら。
オプション
ETC
ディーラーオプションとして購入時に注文。高速道路の有料区間を使うのは年に数回程度のため、ETC1.0の一番安いモデルを選択。
コンソールボックス
ディーラーオプションとして購入時に注文。メインの目的は肘掛けの確保で、収納はおまけ。
蓋は前にスライド可能。どんなシートポジションでも肘掛けとして問題なく使えると思います。
収納スペースは小さめ。財布やサングラスなど小物を入れる程度。
購入後約半年で蓋周辺から軋み音が発生するようになりました。恐らく肘掛けとして使ったときに体重を掛けすぎてしまい、パーツに負担がかかってしまったことが原因。蓋の周辺にクッション材としてエプトシーラーを貼り付けることで解消しました。
ナビ
このブログで度々紹介しているAndroidナビ、ATOTO S8 Pro。できることや使用感はAndroidタブレットそのもの。
約5~6万円で従来のナビを超える機能性と大画面が手に入ります。一度これに慣れてしまうと従来品に戻るのは不可能。
挙動や仕様に癖はあるものの導入を検討する価値があるナビです。
ドライブレコーダー
70maiのA500S。70maiはXiaomi系列のドライブレコーダー等を手掛けているメーカー。前後撮影に対応したモデルで、オプションの駐車監視キットを装着済み。
スマホのアプリで端末の操作、映像の閲覧、ダウンロードができるので使いやすい。いざというときの保険です。
HUD
スイフトスポーツのスピードメーターは個人的に見づらいと感じたので、速度確認用にHUDを追加しました。
今回購入したのは本体に搭載したGPSから速度を測定するGPS式。この手の追加メーターは車両情報の確認に使うOBD端子に接続するOBD式もありますが、USBケーブル1本の接続で使えるお手軽さがGPS式の利点です。
電源ON(エンジン始動)後に数秒程度GPSの信号を拾うまでの待機時間があること、信号が届かないトンネル内や地下などでは使えないことがデメリットになります。
実際の視界ではこんな感じ。同梱の反射防止フィルムは使っていないので若干二重に見えますが実用上は問題なし(現行の法律ではこの位置に反射防止フィルムを貼り付けると道交法違反になる可能性あり)。
約2,000円で購入した安価な製品ですが、精度はかなり正確。校正なしで車載の速度計と同じ数値が出ます。更新速度も十分な速さです。
視点移動が少なくなり、1km単位で速度を確認できるので速度調整が楽になりました。
筆者はAliExpressで購入しましたが、国内でも同等品をAmazonと楽天から入手できる模様。
室内灯
スイフトスポーツ純正の室内灯は電球で、光量と照射範囲が足りなかったのでLEDに変更。
購入したのはYOURSのLED。価格の割に充実した内容とスペックでコスパが高め。特徴は下記の通り。
- 車種専用設計
- 3段階の明るさ調節可能
- 取り付け専用工具付き
- ラゲッジランプ用LED付き
リアのラゲッジランプ用LEDも付属しながら、他社製品と価格がほとんど変わらないのが嬉しいポイント。
LED本体は全面両面テープで固定する方式。構造上そのままでは貼り付けられる場所が少ないため、付属のクッション材で接地面積を増やすのがおすすめです。
明るさは3段階で調節できますが、一番暗い設定でも十分すぎるほど明るいです。
室内灯(追加)
純正の室内灯のLED化に加えて、実用面を考えて2つ室内灯を追加しました。
1つ目はコンソールボックス。運転中は足元の照明がなくて真っ暗だったのでUSBライトを取り付け。取付場所については後述。
光量は十分。照射の向きを自由に調整できるのが便利です。
複数の色に切り替えることも可能。
白色はやや青白い色になってしまっているのが若干不満。
2つ目はコンソールボックス後ろに後席照明として追加。
ダイソーで売っていたバッテリー式のCOBライトをマジックテープで固定しました。
普段は後席のゴミ箱周辺の照明として使用していますが、必要なら取り外して即席のハンディライトとしても使えます。
※参考
購入時期と場所:2024年1月頃ダイソーで購入
商品名:充電式COBライト
ダイソーに売っているものとほぼ同じ仕様のライトはネット通販でも購入可能です。価格はピンキリですが、参考に国内企業から販売されている物の購入リンクを貼っておきます。
シガーソケット充電器
スイフトスポーツは純正ナビオプションを選ばない限りUSBポートが搭載されないため、シガーソケット充電器はほぼ必須装備。
ワイヤレス充電器への給電用と有線充電用で、2ポート同時PD充電に対応した充電器が必要。当時セールで安く、出力配分のバランスが良かったUGREENのPD69W対応3ポート充電器を購入しました。
ワイヤレス充電器
スマホホルダーとしても使えるMagSafe対応の充電器。筆者はESRの冷却ファン付き15W対応MagSafeワイヤレス充電器を使っています。
充電器に搭載されたスマホ用の冷却ファンでスマホの温度上昇を防ぐことができます。真夏日に充電しながらナビ機能を使ってもほぼオーバーヒートすることがなかったため、効果は実感済み。
15W版は通常価格が約1万円を超えるのが欠点。充電7.5Wとファンの音の大きさに妥協できれば安い7.5W版も選択肢に入ります。
iPhone13miniを使っていたときはデフロスターに取り付けていましたが、iPhone14に機種変更してからはサイズの都合上エアコン吹き出し口に取り付けています。
USBポート増設
筆者が取り付けているナビのATOTO S8 ProはUSBポートを4つ搭載。2つはHUDと外部ストレージ用に使い、残り2つが余っていたのでスイフトの純正ナビ用USBポート位置からアクセスできるようにしました。
増設する場所はシガーソケット充電器右側の丸い部分。純正ナビを付けている場合、ここにUSBポートが追加されます。
カバーを外して専用の増設キットを装着し、
S8 ProからのUSBケーブルに接続。脱落防止のためにビニールテープで補強。
取付後の画像。純正の取り付け位置にUSB-Aを2ポート増設することができました。
1ポートはコンソールボックスの照明で使用。残り1ポートは有線のスマホ連携用に残しています。
カスタム
フロアマット
純正のフロアマットは高すぎかつ派手すぎだったので社外品を購入。
購入したのはFJCRAFTの車種専用フロアマット。純正より安価かつデザインや素材が自由に選べます。
他の社外品と比較するとアクセルペダル下やフットレストもカバーしてくれるのが決め手になりました。純正品と見分けがつかない品質の良さで大満足。
選んだ素材やオプションは下記。
- シリーズ:スタンダードシリーズ
- マットカラー:ループブラック
- マット裏素材:フェルト
- フットレスト部分:一体型
- リア部分:一体型
- ステッチ変更オプション:レッド
ステッチ変更オプションは価格0円の別商品扱いで、本体と同時購入する必要があるので購入時は注意(2023年4月購入時点)。
ラゲッジマット
荷室の掃除を楽にするためにラゲッジマットを導入。こちらもFJCRAFT製。
フロアマットの品質が予想以上に良かったので追加で購入したもの。こっちは内装に合わせて真っ黒にしました。
- シリーズ:スタンダードシリーズ
- マットカラー:ループブラック
- マット裏素材:フェルト
内装用ラバーマット
スイフトスポーツの収納スペースはプラ素材むき出しで、置いた物が滑りやすくカチャカチャ音が発生しやすいため対策として車種専用のラバーマットを導入しました。
色は後付け感がない黒を選択。全体的に効果は実感できましたが、特にセンターコンソールのドリンクホルダーとサイドブレーキ下の小物置きは効果が大きかったです。
ラバー素材なので汚れても簡単に洗えます。
サイドブレーキ
スイフトスポーツのサイドブレーキはウレタン素材。ウレタン素材は経年劣化が進むとベタつくので劣化防止のためにカバーを装着。この手の製品では定番らしい津ミルクネット製。
取っ手の部分は本革素材で触り心地が良く、見た目も純正のような仕上がり。スズキ純正オプションパーツの半額で買えるのも魅力で、これは特に買ってよかったです。
津ミルクネット公式通販はこちら
エアコンパネル
エアコン周辺にピアノブラック加飾を追加する純粋なドレスアップパーツ。Second Stage製。
ナビパネルからピアノブラックが連続するようになったので個人的には満足。位置的にも指が触れにくく、指紋や手あかが付きにくいです。
ホコリが目立ちやすいのはピアノブラックの宿命。
シートベルトカバー
シートベルトのバックル部分がBピラーに当たってピラーが傷つくのを防ぐため、バックル用のカバーを装着。
レザー調仕上げの部分が柔らかい素材で、傷をつける心配なくシートベルトを操作できます。
カバーを取り付けたことで留め具のサイズが大きくなり若干持ちやすくなりました。
ゴミ箱
以前乗っていたトヨタ・パッソからの流用。100均の小物入れに買い物袋を掛けただけの簡素なもので、マジックテープでフロアマットに固定しています。
フロントシートから振り返って腕を伸ばせば届く位置。慣れればノールックでアクセス可能。
マジックテープの固定は強力で、位置ずれや転倒もなく安定して使えています。自動車用のゴミ箱はサポーターや重り付きなど工夫されているものが多いですが、その分価格も1,000円超えとゴミ箱にしては高め。実用重視なら100均で十分なものが作れます。
参考に専用品の購入リンクを貼っておきます。
ラッピング
内装保護のためにラッピングを数か所に施工。
まずステアリング。スイフトスポーツのステアリングは下側がピアノブラック仕上げで、汚れの目立ちやすさと冷たさが気になったので全体をスエード調のシートでラッピングしました。
施工前の純正状態。
綺麗に施工するならハンドルを外す方法もありますが、筆者は手軽さを重視して直接貼り付けました。シートを全体に貼り付けてから、デザインナイフでゆっくり切り出していく作業を繰り返しました。
若干の粗はありますが、ぱっと見は全く気にならないので個人的には十分な出来。
その他、マットブラック調のシートで数か所にラッピングを施工。養生テープで型を取り、型に合わせてシートを切り貼りしました。
ドアの下側に貼ってキックガードにしたり、
ドアステップ部分のプラパーツ保護に使ったりしました。
湾曲している部分はシートが浮きやすく、きれいに仕上げるのはなかなか難しい。少なくとも筆者の技術では無理でした。
NFCタグ
iPhoneの音声出力を簡単に切り替えるために導入。
AndroidナビのS8が起動するとiPhoneと自動的にBluetooth接続する都合上、iPhoneの音声はすべてS8から出力されます。iPhone単体でスマホナビを使うときなど、iPhoneから音声を出力したいときに素早く出力先を切り替える方法としてたどり着いたのがNFCタグでした。
筆者が購入したのはシールタイプで、好きな場所に貼り付け可能。
このタグをiPhoneで読み取ると、iPhoneの音声出力先をS8からiPhone本体へ切り替えるショートカットを自動的に実行するようにしています。
スマホホルダーの近くに設置したのですぐにかざせます。
iPhoneの場合はショートカットアプリとの組み合わせで自由に動作を設定することができるので、活用の余地は色々とありそう。
例えば現在地から自宅までのナビを設定したり、運転用のプレイリストを再生したりする使い方ができそうです。
過去にしていたカスタム
何かしらの理由でやめたカスタムの紹介。
ドリンクホルダー
スイフト専用設計のドリンクホルダー。純正のドリンクホルダーが絶妙に使いにくいからという理由で納車してすぐ取り付けましたが、筆者は使う機会が少なかったため外しました。
500mlペットボトルまでなら問題なく入りますが、それ以上のサイズのペットボトルや水筒を入れようとするとドリンクがAピラーに干渉します。筆者は外出時にはよく水筒を持っていくので、このドリンクホルダーが使えないことが多かったです。
純正のドリンクホルダーも慣れてしまえば問題なく使えること、水筒などの大きいサイズの容器も入ることから純正をメインで使うようになっていました。
加えてスマホと干渉する点も取り外すきっかけになりました。このドリンクホルダーを付けていた当時のメインスマホはiPhone13miniで、下のような配置でもドリンクホルダーとギリギリ干渉しない位置で使えていましたが、iPhone14に乗り換えたことでスマホとドリンクホルダーが干渉。
スマホホルダーを外すわけにもいかず、使用頻度が少ないことから取り外しました。
ドリンクホルダー自体は専用品だけあって固定力や安定感は汎用品と比べると抜群に良く、デザインも違和感ないものになっていたのでとてもよかったです。
欠点を挙げるとすると、まず価格。新品は1個約2,500円とドリンクホルダーとしてはかなり高め。運転席と助手席合わせて5,000円近い出費になるため、状態の良い中古品を探すのがおすすめです。筆者は当時メルカリで中古のセット販売品を約3,000円で購入しました。
もう一つの欠点は取り外すときはほぼ確実に内装に傷がつくこと。取扱説明書の注意事項にも明記されていたので筆者は取付前にビニールテープで養生していましたが、一部はホルダーのツメがビニールテープを貫通して傷がついてしまいました。
内装保護を重視する人はツメが当たる部分に2重以上でビニールテープを貼っておくと被害を抑えられるかもしれません。
マグネット式充電ケーブル
MagSafe充電器に使っていた、端子部分がマグネットで脱着できるケーブル。
7.5W版ではファンの音が目立つので純粋なホルダーとして使いたいときに簡単にケーブルを取り外すために使っていましたが、ファンの音が静かな15W版に変えてからはケーブルを外す必要性がなくなったこと、15W版の充電器では今まで使っていた充電ケーブルでは給電が不安定に鳴ることから使うのをやめました。